Page5–「ワークショップが始まるよ。」
12月1日(日)
「ワークショップが始まるよ。」
いよいよ12月7日(土)より、
劇団ふぁんハウスは本格的に始動する。
思い起こせば4か月前の7月21日(日)、
「ふたりのゆめ板橋公演」を終えて、
その翌週に反省会を行ってから、
稽古というものはずっとお休みだった。
その間、様々な打ち合わせ等で
何度となく稽古場には足を運んで
全体会議も度々行っていたので、
メンバーの皆さんとは、
ちょいちょい
顔は合わせていたけれど、
「演じる」という事を
本格的に行う事はしなかった。
劇団ふぁんハウスは今日で
(12月1日)満26歳と
なったわけだけど、
活動がこんなに空いたのは
初めての事。
その劇団ふぁんハウスが、
再始動第一弾として行うのが、
12月7日(土)より始まる
「劇団ふぁんハウス・ワークショップ」。
何度となく劇団ふぁんハウス主催の
ワークショップは行ってきたが、
これまでは
メンバーの基礎訓練の一環として、
メンバー以外の方にも
参加していただくという
形式のものがほとんどだった。
しかし、
今回開催するワークショップは、
完全に外部の方を対象とした
ワークショップとなる。
しかも、
これも今までと全く違うのは、
そのワークショップの最終日となる
12月28日(土)には、
参加者の皆様の成果を
お披露目しようという事で、
な、なんと!東京都港区南青山の
ちょ~有名なブティックや
美容院等が並ぶ街の一角にある
ガラス張りのスタジオで
お客様を招いての発表会!
こんな事、これまでの
劇団ふぁんハウスでは
やった事なかったけれど、
進化し続ける
劇団ふぁんハウスとしては、
「こういった事も出来ますよ!」
ってのを、お示しするのにも
いい機会かな?って思い、
このような企画をたてたのです。
基本的に、芝居経験の
全くない方をメインとした
「体験型演劇教室」で、
港区在住在・在勤・在学の方を
優先としながらも、
劇団ふぁんハウスが
長年に渡って培ってきた
障害の有無にかかわらず、
「熱意」と「やる気」のある方ならば、
どなたでもご参加オッケー!
というスタイルとなる。
内容は、劇団ふぁんハウスの
オリジナル作品、「夏の夜空へ」
の名場面を抜粋したものを
上演時間40分程度の作品として
書き直し、最終日に発表する。
歌あり、踊り?あり、
もちろんセリフあり!で、
「演じるって楽しいね」
と思っていただきながらも、
「みんなで創る事の大切さ」や、
「役を演じる事の責任」等も
体験していただこうと思っている。
なにせ
ワークショップ発表会とは言えども、
お客様に
観ていただく事を目的として、
劇団ふぁんハウスが
自信を持ってお届けしようと
思っているので、
「いい加減」ものは創りたくない。
応募締め切り後も、
続々と問い合わせはあったのだが、
稽古期間があまりにも短くて、
大勢の方がご参加いただくとなると、
きめ細やかなレッスンが出来ない
可能性があるので、
今回は参加者の人数を
制限させていただき、
万全の体制で
参加者の皆様をお迎えすべく、
劇団ふぁんハウスメンバー達が
試行錯誤を繰り返し、
様々な準備を進めてきた。
しかし、初めての試みとあって、
ドタバタしてしまい、
説明不足の点など多々あり、
なんとも申し訳なく思います。
そうした我々の至らない点を
フォローしていただきながら、
「どうやったら、
いいワークショップになるのか?」
を共に考えながら、皆様と協力し合って、
明るく、楽しく、そして真剣に!
最高のチームワークで、
ひとつの作品を
創り上げていただければ
きっと12月28日の発表会は、
素晴らしいものになると思います。
そんな想いの中、昨日は
稽古場にメンバー一同が集まり、
脚本(レッスン用・テキスト)の
製本作業を行い、
本日は劇団倉庫へ出向き、
ワークショップ発表会で
使用する小道具や、衣裳、舞台装置の
点検作業等も行った。
劇団メンバーの
誰もが参加者の皆様とは、
まだお会いしていないけれど、
一体どういった出会いがあるのか?
とても楽しみだし、緊張もするよね?
ってな事をみんなで話ながら、
お迎えする立場として、
真剣なる作業を行った。
参加者の皆様!
「熱意」と「やる気」で
本気のワークショップに致しましょう。
どうぞ、よろしくお願い致します。