「点字台本に触れて」 ますだゆみ
今回のワークショップでは、
演劇経験のある方も、
全く初めての方も共に参加されています。
その中には視覚障害の方も数名おられ
台本は点訳されたものを読みながらの
稽古・本番となります。
あらかじめテキストをお送りしては
いたものの、点字台本は稽古初日の
お渡しとなったので
いきなり指で辿りながら
声に出して読む事になりました。
何が書かれているのか
内容を理解しつつ音読する事は
とても大変だったと思います。
戸惑いも見受けられ、大丈夫かな~と
やや心配な気持ちでいました。
ところが翌日、
早速ご自分のセリフ部分をピックアップし
マイ点字台本を作られた方がおられました
この短い時間での努力に感動致しました!
そういえば私自身、これまで「点字」
についてちゃんと理解してなかったな
と、今更ながら思い、
まずは基礎から知ろうと調べてみました。
点字は6つの点から成り
「あいうえお」の母音を表す点と
「かさたな~」の子音を表す点があり、
この組合せによって五十音が
表現されているようです。
なので、母音と各子音の位置さえ覚えれば
ひらがなで読めるのだな?と思い
まずは位置を覚える事からチャレンジ!
しかし、これが難しい。
子音の位置がなかなか覚えられません。
又、点字は音として読むので、例えば
「私は本屋へ行く」という文章を
そのまま訳すと「ワタシハホンヤへイク」となってしまうので
この場合は「ワタシワホンヤエイク」と
打った方が意味が通じやすいようです。
更に点字を書くとき。
点筆という道具で紙を打って書くのですが
突起は裏面に出るので、文字を反転
つまり裏から見た状態にして
点を打つ事になります。
これは頭の回転が必要です。
空間認識が出来ない私には最も苦手な分野
点訳をボランティアとして行っている方は
きっと大変な神経を使いながら、
丁寧に作業しておられるのだなと思うと
頭が下がります。
私もこれから少しづつ勉強して
もっと点字の事を知りたいと思います。
そう思える機会を与えて貰えた今回の
ワークショップ。
発表会まで稽古日数が限られていますが、
皆さんの努力と団長の神演出で
とっても楽しい作品に仕上がりつつあります。
私も裏方として、しっかり支えたいと思います!
どうぞお楽しみに!


