「見える人の動きと見えない人の動きの違いについて考える」 生島唯斗
最近、見える人の動きと見えない人の動きの違いについて
改めて考える機会がありました。
例えば、ひとことに足を組むといっても、
見える人の場合、足の全体を組みますが、
私のように先天性の視覚障害の場合、
膝から下を組むというイメージでした。
また、ほおづえのつきかたも見える人と見えない人では
やはり少し違いがあるんだなあと感じました。
逆に、見える人から見た見えない人の動きは独特なようで、
例えば不意に声をかけられたとき、
普通であれば目だけを動かすところを、
体全体で呼びかけられた人の声の方向に向いたりします。
また、私の場合は眼球自体に問題があるわけではないので、
常に目は動いていて、視線を合わせようとしても視線が合わず、
その人の方向を向いて話しているつもりでも実際は目があっていない
という指摘を稽古中にも何度も受けたことがあります。
また、歩いているときやふとしたときなどに
無意識にやや斜め上方向を向いてしまうこともあるようで、
これも顎を常に引くなど、できるだけ意識するように心がけています。
さらに、何かを探そうとするとき、
見える人であれば目で見て目的のものを探しますが、
見えないと手探りで探すことが多いです。
このように、改めて見える人と見えない人の動きの違いについて考えてみると、
自分でも気が付いていないような新たな発見が多く、
とても興味深いなと感じました。
さて、今週末から新たな新作の稽古がスタートします。
今度はどんな動きをするのか、今からワクワクしています。
みなさん、引き続き応援宜しくお願いします。


