Page2–「大阪弁のお芝居です。」
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団長の独り言 2026.05.03
5月3日「大阪弁のお芝居です。」
稽古が始まりました。
前回の初稽古の時に、
初見でみんなに
無理やり演じて貰ったわりには、
まずまずの感触だったけれど、
とにかく
長いなぁ~という感じだったので、
前回の稽古から、
今日のこの日の稽古までの1週間、
ひたすらカット作業を行ったのだが、
それでもまだ長い感じはある。
苦労して苦労して、本当にに苦労して
書き上げた作品なものでねぇ・・・。
どのシーンもどのセリフも
作者の私にとっては
思い入れのあるものなので、
おいそれとは切れませんって。
それは毎回そうなんだけどね・・・
いっその事、連続ドラマのように
1話、2話、3話って
毎週のように上演したいくらいだけど、
そんなことは無理に決まっているので、
なんとかカット作業をして、
かなりスリムにしたつもりなんだけど、
それでもまだまだ長いんだよなぁ~。
ほんと、どうしましょう~って感じ。
まるで年末の大掃除で、
いらない「想い出の品」を思い切って
捨てなきゃならない時の
心境に似ているかもね。
そんな思いを持ちつつ、稽古場へ。
世の中は
大型連休に突入したということで、
都心の道はなんとなくすいているが、
ガラガラだぁ~ってほどでもない。
10年以上前、大型連休ともなれば、
都心には人も車もほぼいないような
感じだった気がするので、
「大型連休だから」ってことで、
民族大移動はしなくなったのかな?
なんて考えつつ、稽古場へ到着。
相変わらず皆さん稽古場入りが早く、
稽古開始20分前に私が到着した時点で、
全てのメンバーが顔を揃えていた。
稽古開始まで暫く時間はあるが、
みんな揃っているんだし、
入学試験とかそんなんじゃないし、
時間前に始めても何も支障もないので、
10分前ではあるが稽古を開始する。
新作台本を皆さんにお配りして
1週間が経ったので、
当然ながら全員、どんな作品なのか?
ちゃんと読んでいるはずなので、
まずは一人ひとりに
感想をうかがっていくと、
おおむね好評でホッとする。
それにしても
十人十色とはよく言ったもので、
「そういう捉え方もあるのかぁ~」
ということを各自が言ってくれて、
脚本の世界がさらに広がり、
作家としては
大変ありがたい気持ちになる。
皆さんからの感想を一通り聞いたあと、
今度はこの作品の舞台となる
「E集会場」の写真や
物語に出てくる「79段の階段」、
そして現在の香里団地と、
私が住んでいた頃の
数十年前の香里団地E3号棟の
写真等をみなさんに披露し、
役のイメージを膨らませてもらう。
現在の写真は、
今年のお正月に枚方に行った際
撮ったものなんだけど、
物語の中心となるEの集会所は、
建物こそ昔の面影は残してはいるが、
中身はとってもきれいに
リニューアルされていた。
「皆さんは、ここの集会室で
『ご飯を食べる会』をしているんですからね」
と説明すると、
「思っていたよりもきれい」
「79段の階段は、きつそう~」
等々の意見が聞こえてくる。
こうして、なんとなーく、
皆さんにイメージを掴んでもらったところで、
前回は前半部分を
初見での読み合わせを行ったので、
今日は後半、
つまりクライマックス部分も含む
ドラマチックなシーンを演じて貰う。
前回と違って、
自分が演じる役がどんな人物か?や、
物語全体を
把握しての読み合わせだったので、
当然ながら初見と違い、
迫力が出ている人もそこそこいた。
そうなると、初めて読み合わせする
個所であるにもかかわらず、
「もっとそこの言い方はねぇー」
とか「弱い、もっと強く」等の
ダメを出したくなり、
その都度、
芝居を止めてはダメを出していった。
時間を計りたかったのだが、
その都度止めてはダメを出しを
何度も何度も繰り返していたので、
結局、
後半もどれくらいの時間がかかるのか?
全く分からずじまい。
翌日曜日、
いつも通り18時稽古開始。
前回、初見だったにもかかわらず、
結構役の
イメージをみんなが掴んでいたので、
さぁー
実際に脚本を読んでの前半はどうかな?
と期待していたら、テンポもいいし、
心配している「大阪弁」も、
思っていたほど変ではないが、
ただ関西の人が聞けば
嘘くさく聞こえるのも事実。
そこでセリフそのものを
「コテコテの大阪弁」に変更していくと、
その通り読めばある程度は
大阪の人って感じになるかなぁ~
という雰囲気が出てきた。
例えば、
「杉本さん」を呼ぶときは「すぎもっさん」、
三好さんを呼ぶときは「みよっさん」。
あとはね~
「そやさかい」「おおきに」「やってまへんで~」
「ちゃいまんのか?」「あらしまへん」
「○○ちゅーてなぁ~」等々や、
語尾にやたら「なぁ~」を入れる
大阪弁もちりばめると、
いい感じになってきた。
大阪の街に行けば、こうした
言い方は溢れているだろうけれど、
枚方は京都寄りだからかな?
なんとなくコテコテの大阪弁とは
やや違った気が子供の頃はしたけれど、
まぁーそのへんはね、
「つこーてた人もおるかもしれへんしなぁ~」
ということで、
読めば「大阪」とわかる
セリフを敢ていれることにした。
まっ!要はね、イントネーションが
嘘くさいとかどうとかが
気にならないくらいの迫真の芝居(笑)で、
お客様の心をつかみ、
ガンガンやってもらえれば大丈夫!
こうして、
大阪弁あふれる稽古は続くのでした。


