「歩行訓練の重要性」 生島唯斗

皆さんは我々視覚障害当事者がどのようにして
普段外出してるんだろうって考えたことはありますか?
我々の外出方法には以下のようなタイプがあります。
ガイドヘルパーを利用して外出する法法。
その場の勢いに任せてナビアプリを使う法法。
事前に道を調べて歩行訓練をしてから目的地へ向かう法法。

今回はそのうちの歩行訓練について話していきたいと思います。
わたしが今回演じる慎太さんは、
東京から縁もゆかりもない大阪に駆け落ちとはいえども引っ越してきました。
おそらく、引っ越してからは右も左も分からず、
知っている人なんて全くいない中での生活だったのではないかと思います。
そんな中でもやはり出かけていきたい、仕事をしたい。
という気持ちはあったのではないかと思います。
そこで重要になってくるのが、
その土地や道についてまず訓練を通して知るということなのです。

当然、一回で道を覚えることはできません。
様々なプロセスを経て、やっと一つの目的地に辿り着くことができるのです。
白杖初心者の方はまずそもそもとして使い方から学ばなければなりません。
その後点字ブロック上の歩き方、壁伝いの仕方、階段の上り下り、
信号の横断、バスや電車の乗り降りなど様々です。
それを経て、ようやく目的地のマッピングをし、訓練を行います。
また、常に天候がいいとも限らないため、
傘を差しての訓練を行う場合もあります。
雨が降っている時と晴れている時では、
音の感覚もかなり違うので、常に集中力が必要です。

このように、我々が外出を安全に行うためには、
かなりの時間と労力が必要なのです。

さて、本番まで残り一ヶ月を切りました。
皆さんに喜んでいただけるよう、日々稽古に取り組んでいます。
この夏はE地区集会所に遊びにきてやー
みんな待ってるでー!


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