「『まだ先』だった本番が、もうすぐそこに」 福岡美佳

「想い出の香里ヶ丘に夢が咲く」の顔合わせで台本をいただいたのは、4月の下旬のことでした。
その時は「8月公演」と聞くと、まだまだ先のことのように感じていたのですが、
気がつけば本番まであと1週間ほどとなりました。

稽古が始まった当初は、「本番までまだ時間がある」と思っていましたが、
時間が経つのは本当にあっという間です。

台本を開き、台詞を覚え、役作りをし、動きを確認して…を繰り返しているうちに、
いつの間にか「本番」がどんどん迫ってきていました。

たくさんあると思っていた稽古も、気づけばあと2回。
もっとやりたいという気持ちが湧いてきますが、残された時間には限りがあります。

だからこそ、今できることを一つずつ大切にしていきたいと思っています。

舞台というのは不思議なもので、何ヶ月もかけて準備してきたものが、
本番ではたった数時間の出来事になります。

そして、その数時間は一度きりです。

私たちは同じ作品を何度も稽古していますが、
本番の日に客席にいるお客様は、その日初めてこの物語に出会います。

そう考えると、これまで積み重ねてきた時間も、
8月7日、8日の舞台に向かって流れているのだなと感じます。

「まだ先」と思っていた時間が、今では「もうすぐ」。

少し寂しいような、楽しみなような、そして緊張するような、
いろいろな気持ちが入り混じっています。

本番までの残り1週間も、きっとあっという間に過ぎていくのでしょう。

だからこそ、焦りすぎず、でも一日一日を無駄にせず、
今の自分にできることを積み重ねて、本番の日を迎えたいと思います。

これまでの稽古の日々が、どんな舞台につながるのか。

私自身も楽しみにしながら、最後まで大切に準備していきたいと思います。


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