Page15–「皆様の笑顔のために!」

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団長の独り言 2026.08.02

8月2日
「皆様の笑顔のために!」

5月から始まった
「想い出の香里ヶ丘に夢が咲く」の稽古が、
この土日の稽古でついに全ての稽古を終了した。

脚本を描いている時は、
「私の想いで話のような作品で大丈夫か?」
という不安がありつつも、
とにかく描かないことには始まらない!
という想いで、
苦しみながらパソコンに向き合い、
ようやく完成したと思いきや、

とんでもない長さとなり、
稽古を進める中で脚本のカットを繰り返し、
もうこれ以上はカット出来ません!ってくらいまで
カットしまくって稽古をすると、
全然私の思い描いたとおりのものが現れず、

「もしかして・・・脚本が面白くないのかも!」

という想いが脳裏をよぎり、

それでもメンバーの皆さんの頑張りを信じて、
通し稽古を行い、なんとなく
手応えを感じられるようになり、
この度、最終通し稽古を
行うところまで来ました。

8月1日(土)
暑い!言ってもしょうがないけれど、
とにかく暑い。

集合時間の15分前に稽古場に到着すれば、
すでに全メンバーが来ていて、
稽古場のテーブルや椅子を全員で
セッティングし始めていて、
その勢いたるや頼もしい限り。

「おはようございまーす」

と挨拶をすると、
待ってました!とばかりに、
平野カー満載の道具類を
みんなで手分けして部屋に運び込む。

その運び込んだ道具類は、
全員が手分けしてセッティングし、
またビニールテープや紐を用いて、
実寸通りにドアの位置、花道の位置、
紗幕の位置等を測り床に印をつけ、
各自が自然な形で分担して作業を行い、
あっというまに
「想い出の香里ヶ丘に夢が咲く」
の仮設舞台の出来上がり。

作業全般は
皆さんにお任せしているのだが、
活気があるとはこのことぞ!
ってくらい、
稽古場にはみなの情熱がみなぎっている。

そこへやおら舞台監督の高橋さんが登場。

ピリッとした緊張感の中、
本番と全く同じ衣裳に身を包んだ
役者達による「通し稽古」が始まる。

セリフのいい間違えやトチリ、
一瞬のぼッ~とた間は気になったが、
テンポもいいし、
特に何がどうというダメもほとんどない。

それでも演じる役者も私も、
当然ながら納得した「通し」では全くはない。

気持ちを引き締め、約1時間の休憩後、
18時過ぎから通し稽古を行うと、
昼間の通し稽古同様、比較的テンポ良く、
なかなかいい感じでの芝居を行う事が出来、

数週間前、最初に通し稽古を行った
悲惨な「通し」に比べて
ダメ出しの数はあきらかに激減したが、
それだけに、あちこちで
セリフの言い直しがあったのは残念。

昼夜稽古が当たり前になったけれど、
昼12時過ぎに稽古場に来て、
2時間ちょいの芝居を2本通し、
その後抜き稽古を行って、
終了したのは21時30分・・・
さすがにクタクタ。

それなのに、この日は板橋の花火大会。
稽古終了の時間と、
花火大会を終えて帰る人との時間が
ちょうど同じタイミング。
(なにせ板橋区の稽古なもので・・・)

バスや電車で帰るメンバー達は、
衣裳を入れた大きなスーツケースを
引きずりながら、
それはそれは大変な想いをして
帰宅したそうだ。

私はといえば、
自宅周辺が交通規制されている関係で、
22時までは車で自宅には近づけず、
池袋で時間調整をして帰宅した。

8月2日(日)。
稽古場は劇団ふぁんハウスが
メインで利用している施設。

昼夜稽古になると、こちらの施設での
稽古はあまり行わないけれど、
今回は最終通し稽古をこちらで行う。

集合時間の30分前に稽古場に到着すれば、
まるで私が遅刻でもしたかのように
部屋に備え付けのテーブルは全て片付けられ、
メンバー全員が手持ち無沙汰で座っている。

「あとは団長カーの荷物を運び込んで、
セッティングするだけですけどぉ~」

というみなの心の声が聞こえる。

稽古場には30分も前に来ていて、
遅れて来たわけじゃないのに、
「すみません!遅れました!」
って言いたくなってしまう。

荷物が運び込まれると、
例によって例の如く、全員で手分けして、
手際よく芝居が出来る状態に準備し、
予定開始よりも15分ほど早く、
「最終通し稽古」を行えば・・・

テンポはいいんだけど、
意外とこの回はダメが多い。

芝居そのものが
どうのこうのではないけれど、
昨日の2回の通し稽古では
気にならなかった動きや、
登場のタイミング等の変更を指示する。

夜の稽古では、
気になった個所の抜き稽古を
行う予定だったのだが、時間を観れば、
1時間の休憩をはさんでも
「通す」だけの時間はある。

演出席からみんなの表情を観れば、
最終通し稽古に納得していないのは明らか。

「もう1回、通す?」

と聞けば、連日の昼夜稽古で
かなり疲れもたまっているはずなのに、
皆が「やりたい!」と強く頷く。

このやる気!
いいお芝居をお届けするという
強い責任感!
これが劇団ふぁんハウスなんですよ。

「じゃ~やろう!」

1時間の休憩後、
稽古場では稽古の集大成となる
「最終の最終通し稽古」を行う事にした。

開始15分前、
稽古場は静まり返っていて、
無駄話をしている者は誰もいない。

ピリピリした緊張感の中、
「想い出の香里ヶ丘に夢が咲く」が始まり、
多少の反省点は各自あるにせよ、
最後の最後まで集中力を切らす事なく、
演じるきるみんなが頼もしかった。

やるだけのことはやりました。
よいよ劇場入りだ!
皆様、ご来場心より
お待ちいたしております。


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