Page10–「直感は大切!」

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団長の独り言 2025.01.05

1月5日(日)「直感は大切!」

腱板断裂手術から約5か月。
毎週行われるリハビリ治療と、
その時々の
症状に応じて教えていただく
自主練習にも精を出し、
ようやく
バンザイが出来る高さにまで
腕があがるようになった。

月に1度の主治医による
診察でのエコー検査等でも
特段問題なく、
順調に回復しているようだが、
ここで油断しては元も子もないので
相変わらず用心はしているが、

「重たいものを右手で持つ」、
「1100ccのバイクに乘る」以外は、
肩を痛める前の
生活が送れるようになった。

ところで、
どうして「腱板断裂」をしたのか?を
詳しくお話していなかったので、
折角なので、お話しますね。

事の発端は昨年の4月、
筋トレでダンベルプレスを行っている際、
両手に持つ36.2キロ(80ポンド)
のダンベルを持ち上げた瞬間、
バランスを崩し、
そのまま床にドカ~ン!と落とすと
右肩に激痛が走った。

ただ・・・
筋トレで肩を痛めるってのも、
これまでにも何度となくあったので、
「そのうち治るだろう」と思い、
そのまま筋トレを続行するが、
痛すぎて続ける事が出来ず、
この日は早々にGYMを退散。

3日後、再びGYMへと向かい、
いつものように
まずベンチプレスから行うと、
相変わらず右肩が痛くて、
100キロはもちろんの事、
60キロすら上がらない。
またしても、早々にGYMを退散。

日常生活を行っている時ですら、
かなりの痛みが走るわけで、
これは尋常じゃないと思い、
ネット上での評判の悪くない
大都会にある
「整形外科クリニック」で診て貰うと、
「レントゲン」では異常はない。

「1か月後に来てもらって、
まだ痛みがあるようならば、
MRIを撮っておくのもいいと思いますが、
お時間があるならば、本日、
MRIを撮っておいてもいいですよ・・・
ただ当院にはMRIがないので、
渋谷のどこそこのMRI専門の
クリニックがあるので・・・」と、
それほどの緊急性はないみたいな感じ。

でも、
この痛みの原因を早く知りたくて、
診察後、
すぐさま渋谷の某所にてMRIを撮り、
1週間後の5月3日(祝)、
持参した
DVD・ROMのデータを診てもらうと、
肩の画像が映し出される
パソコン画面を見る先生の目が
一瞬「あっ!」ってなって、
「ちょっとここが(右肩上部)
切れているようですね・・・
でも1か月様子を見て、
痛みがあるようならば、
どうするか考えましょう」

と言われた。

クリニックを出た私は、
先生の「あっ!」が気になったし、
この痛さを1か月間様子を見て
どうにかなるとは思えず、
家のパソコンで
MRIのDVDを再生してみると・・・
肩は分かるが、何がいけないのか?
素人には正直さっぱり分からない。

そこで、「肩・痛い・切れている」
というワードで検索をしていると、
「腱板断裂」ってのが出て来て、
様々な人のMRI画像も出て来た。

見比べると、
私の肩の状態と同じ!
そう、まさに「ざ・腱板断裂」!

治療法としては、「温存治療」ってのもあるが、
基本的に「切れた腱板は
手術しなければくっつかない」との事。

そこで更に調べると、
「腱板断裂の手術なら任せておけ!」
という先生の動画を発見。

医学的なエビデンスも
分かり易く説明していて、引き込まれる。

こちらの先生の他の動画も見ているうちに、
「この先生に診てもらいたい!」
と思い、先生が勤務する病院の
予約サイトを見れば、
奇跡的に1か月後の予約が取れた。
(病院まで自宅から2時間はかかるけれど、
通えない距離ではない。)

それから診察までの1か月間、
「腱板断裂」の知識をさらに広げ、
6月2日(日)、診察室で初めて
「動画の先生」と向き合うと、
あれ?動画のイメージと全然違う。

「突き放した物言い」や、
「いきなり手術の話をする」のも
すごく気になるし、
何より患者と向き合う姿勢が
どうしても感じられず、
「この人に任せよう」
という想いにはならなかった。

一応は、約2か月後の8月3日に
手術の予約をいれはしたが、
心はどんより・・・。

でも、あれだけ動画で
素晴らしい事を言っているのだし、
手術の経験も豊富そうだし、
モノの言い方とか、
そんなものは気にする事はない!
ようは腕が良ければそれでいいんだ!

と自分にいい聞かせつつも、
毎日、相変わらず「腱板断裂」という
ワードで検索する日々・・・。

そんな或る日、とある病院の
リハビリテーション科が作成した
「腱板断裂手術を受けた人向けの動画」
が目に留まった。

その動画は手作り感満載だったけれど、
とても分かり易くて、温かさを感じた。

そこでその病院に電話をすれば、
めちゃめちゃ感じがいい。
「紹介状がなくても大丈夫」
が決めてとなって、

6月29日の土曜日、
そちらの総合病院に行く。

初診なので2時間以上は待ったけれど、
診察室に入って先生に挨拶をした瞬間、
「この先生に全てを任せよう!」
と直感的に感じる、いい先生と出会った。

診察中も、
私が持参したMRIの画面なんて
ほぼ見ないで、エコーで
私の肩の具合をご自分でしっかり見て、
何度も肩の動きのチェックして下さり、
結論として
「これは確かに切れてますね」との事。

「温存療法という方法もありますが・・・」

と先生が
言うか言わぬかのタイミングで、
私は即答で
「手術をお願いします!」と言うと、
私の決意をちゃんと受け止めて下さり、
「分かりました!」と
手術の候補日として8月8日を挙げて下さる。

元々8月3日に手術をする予定で、
その後3か月は車の運転が出来ないのも
調査済みだったので、全て職場に話をして、
8月に入ると休職するという
準備も進んでいたので、
8月8日手術でも全く問題ない。
いや、問題ないどころか
とってもありがたい日程だ。

結局、この日は診察、手術日確定、
手術前検査、リハビリと済ませる事が出来て、
これから大変な日々が待っているのに、
病院を出てから、稽古場に着いてからも、
何故か心がとてもハッピーになった。
(稽古場で、みなにこれまでの経緯を
多分、私は活き活きと報告していたと思う。)

結果として、素晴らしい病院の、
とても優秀な主治医のK先生や、
理学療法士のI先生と出会い、
おかげ様で、
ここまで回復する事が出来たわけで、
本当に感謝しかない。

きっと最初に診て下さった先生も、
次の先生も素晴らしい先生だと思う。

しかし、「もやもやした気持ち」で、
全身麻酔での
手術は受けたくなかったってのが、
今回、サードオピニオンまで
私を動かしたのだろう。

それにしても、
昨年で良かったよぉ~。
だって
今年は劇団ふぁんハウスが
飛躍する為の予定が
ビッシリ詰まっているからね。

4月に板橋公演、
そして!9月は綾部公演!

健康には充分気を付けながらも、
熱意とやる気と、
あと「直感」で頑張りますよぉ!


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