「新しい台本と共に」 ますだゆみ

稽古が始まりました!
思えば前回「ふたりのゆめ」公演は
去年の夏 7月20日・21日が本番でした。
そこから約半年。
ずいぶん長く台本から遠ざかってました。

もちろん、公演終了後も次の公演に向けて
制作としては休む間なく動いており、
12月には演劇ワークショップの発表会も
あったので、その台本は手にしていましたが
これは完全にスタッフとして参加していたので、
このままスタッフとしてやってもいいかな?
と思ったくらい(笑)
演じることから遠ざかっていました。

が、半年ぶりに頂いたピカピカの台本。
それを手にした時、静かな興奮と
大きな喜びを感じました。
そして読み合わせが始まると
「あ~この感覚だ!」という思いが蘇り
「やっぱり演じるって楽しい」と
一気に役者モードに戻りました。

それにしても台本て、公演が終わるまでに
何回読み返しているだろう?
いくら感動した小説でも、一生のうちに
読み返すのは2・3回くらい?とすると…。
勿論その比ではありません。
ふぁんハウスでは基本的に冬と夏に
公演がありますから、一年近くは
稽古場のみならず公演中も手にしています。

そして、何度も何度も読んでいると
「そうか~、この時の気持ちは、
あのシーンに繋がっているのだ」とか
不意に言葉の持つ本当の意味に
気づいたりする事もあります。

読めば読むほど味が出る!なんて
スルメ?みたいですが(笑)
役が掴めなくて悩んだり
どう演じたら良いか迷った時、
戻る場所は「台本」です。
書かれている文字は何も変わらないのに
繰り返し読んでいると、ふと何かに
行き着く事があります。
新しい発見、新しい感動。
時には読んでいて涙が止まらなくなる事も

そこに至るには時間が必要だと感じます。
ファーストインプレッションを大事にしつつ、
読み深めて行くほどに変化して行く感情
それがどう変わって行くか。
実はその過程が好きだったりします。
何かを熟成している、育てている感覚です

ピカピカの台本がボロボロになる頃
ようやく自分の役と大親友になれる!
その時を目指して、そして
早くその日に辿り着けるよう
今日も明日も明後日も読み続けます!


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