Page18–「2025年の熱い夏!」 (ますだゆみ)
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ますだゆみの独り言 2025.10.14
「2025年の熱い夏!」 (ますだゆみ)
10月も半ばを過ぎ、金木犀の香りが
漂う季節になりました。
ようやく夏が終わったのだなと
実感する今日この頃。
皆様こんにちは!
今週は団長の平野恒雄に代わり
「ますだゆみの独り言」をお届け致します。
今年の夏も暑かった!
そして、
ふぁんハウスの夏はもっと熱かった!
何故なら、それは
「ふたりのゆめ~綾部公演」が
実現したからに他ありません。
思えば、
最初に「ふたりのゆめ」を上演したのは
2024年1月 寒い冬の事でした。
稽古はその前の年の
2023年9月から始まっていましたから
この作品と共に歩きはじめて
2年が過ぎた事になります。
その年は
新作を上演する事になっていたので、
初稿が出来上がり、
最初に読ませて頂いた時は、
実際にキャストが演じ、
演出が加えられていくと、
どんな舞台が生まれるのか
ワクワクしたのを覚えています。
その後、読み合わせ、立ち稽古と
皆んなでひとつづつ積み上げ、
遂には「取材旅行」と称し京都府綾部市へと
足を伸ばしました。
そこで偶然訪れた中丹文化会館。
「こんな大きなホールで
お芝居ができたらいいねー」
と、ふと呟いた事が現実になるなんて。
公演が終わった今でも、不思議な気持ちです。
もしかしたら、あの時のつぶやきを
綾部の神様が耳にして、私達をあの場所まで
導いてくれたのかもしれません。
最初はメンバーが
視察旅行について投稿したxの
「#綾部」から始まりました。
その投稿を目に留めて下さった
京都府議の四方源太郎先生が
私達ふぁんハウスの存在を知ってくださり。
たまたま先生が予定されていた
東京での会議日が、私達の公演日と重なり
本番をご観劇頂く事ができました。
そして、
「是非とも綾部で公演して欲しい」
と、熱い思いを届けて下さいました。
やがて「演劇まちづくりの会」実行委員会が
立ち上がり、ボランティアで沢山の方が
力を注いでくださいました。
休みを返上しての、チラシ・ポスター配布
宣伝活動、道具制作など情熱的に動いて下さり
そのお気持ちに答える為にも、
私達は、より良い芝居を目指し
稽古に励みました。
あの日、綾部まで視察に行かなかったら
中丹文化会館に寄ってなかったら
Xに「#綾部」の投稿をしていなかったら
四方先生の東京での会議日が、
ふたりのゆめの公演日と
重なっていなかったら・・・
タラレバは
言い出したらきりがありませんが
本番が近づくにつれて、
ここに至るまでの「運命的」な
何かを感じずにはいられませんでした。
そして迎えた2025年9月7日本番当日。
まだまだ気温も高く夏真っ盛りな日
「演劇まちづくりの会」の皆様の
強力なサポートのお陰で、
とても贅沢な公演をさせて頂きました。
会場も大きいですが、当然「楽屋が広い!」
大まかには四つの部屋があり
場合によっては中央を区切って一つの部屋を
二つに分かけることも可能なほど広い部屋
鏡も各部屋に5~6個あり、
いつもなら一つの鏡を2人で
共有する女優陣も、
余裕で一人ずつ使える広さ(笑)
早替わり場も、
これまでは舞台裏のわずかな空間に
仕切りをして暗い中行っていましたが、
皆んながそれぞれ
十分に着替えられるスペースを確保でき、
スムーズに行う事が出来ました。
他にも
舞台スタッフさんとキャストのお弁当を
手配してくださったり、
そして何より、お客様をお迎えする受付も、
全面的に会の皆さんが
バックアップして下さり、
客席へのご案内、アンケートの配布・回収など、
沢山のご尽力を頂きました。
「この公演を成功させる!」
と言う熱い思いが、綾部の皆さんと
劇団ふぁんハウスメンバーを繋ぎ、
大きなエネルギーを産んだように思います。
そして
そのエネルギーがお客様にも伝わったのか
沢山の拍手と笑顔を頂くことが出来、
忘れられない一日となりました。
たった一回の公演。
劇場入りしてからの3日間は
1年以上かけて準備してきた集大成として、
全員が同じ気持ちで
燃えていたように思います。
ここまで私達を導いて下さった
「綾部の神様」に心から感謝致します。
そういえば、本番が始まる前
「知世」として
袖でスタンバイをしている時、
舞台に置かれた椅子に
誰かが座る気配を感じました。
私が出ない限り
誰もいるはずは無いのですが、
ふと誰かが「座る気配」を感じたのです。
その瞬間
「あっ、神様がいらしてくれた」
と思い、ドキドキしていた心臓も落ち着き、
安心して
知世としての一歩を踏み出す事が出来ました。
舞台は順調に進み、カーテンコールでは
思いもよらないアンコールの拍手!
公演は大成功のうちに幕を下ろしました。
「綾部の神様。
ずっと私達を見守って下さり
本当にありがとうございました」
こうして劇団ふぁんハウスの2025年の夏は
熱い思いと共に幕を閉じたのでした。


