Page1–「始まりました。」
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団長の独り言 2025.10.25
10月25日「始まりました。」
劇団ふぁんハウスを
大きく成長させていただく事が出来た
「ふたりのゆめ綾部公演」から
2か月近くが経つ10月25日(土)、
第48回公演「夏の夜空へ」に向けて
劇団ふぁんハウスは動き始めた。
この作品の初演は2007年5月。
その後2012年7月、2013年1月、
そして2025年4月と上演してきた。
毎回毎回、
お客様から大変ありがたい感想を頂戴し、
今や劇団ふぁんハウスの
代表作となる作品へと成長し、
この度5回目のチャレンジとなる。
なにせ初演が
18年も19年も前になるのだから、
当然ながら出演者は入れ替わっているけれど、
なんと!千秋ちゃん(鈴木千秋)は、
初演からずーっと
「謎の宿泊客・田中里美」
を演じ続けている。
いや~これはよくよく考えたら、
とてもすごい事!
まさに彼女にとっても代表作と
言ってもいいかもしれないね。
その「夏の夜空へ」の
顔合わせ&初回・読み合わせを
10月25日(土)、三田の稽古場にて行う。
この日は、朝からソワソワして
なんだか落ち着かない。
何度も何度も経験してきたのだが、
稽古の初日ってのは、
落ち着かないよね。
18時稽古開始となるけれど、
早めの17時20分、稽古場に到着。
駐車場に車を停めると、
劇団ふぁんハウス最古参の
小路さん(小路敦)が
ちょうど歩いてきたので、
「どもどもども」と挨拶していると、
カブちゃん(株竹大智)がヴァイオリンを
大事に背負ってやってきた。
「久しぶり!」との会話を交わし、
稽古場へと向かえば、すでに何名かは
到着していて、皆さんとも挨拶を交わす。
その後も続々とやってきて、
それぞれがロの字に囲まれた
長テーブルに腰を下ろして談笑していると、
前回の「ふたりのゆめ綾部公演」で、
とっても素敵な芝居を披露してくれた
溝口さん(溝口敬居子)が、
相変わらず控えめに来る。
彼女は、普段とても
遠慮がちな感じなのに、
いざ芝居となると、
劇団・空間演技の岡部耕大さん仕込みの
豪快な芝居をする方。
私はそんな彼女の芝居が
めちゃめちゃ好きで、
綾部公演での「岸本良美」の時にも
その実力を発揮!
堀越先輩(堀越健次)との
絶妙な芝居のやり取りは、
「ふたりのゆめ」という作品に
新たな伝説を残してくれたほど。
そこで今回、
「夏の夜空へ麻布公演」にも
出演してもらいたいなぁ~と思い、
綾部公演を無事終えて、
京都に向かう特急を待つ間、
綾部のファミリーマートの前で
私の想いを彼女にお伝えし、
この度、乾物屋の「田端」を
演じていただくこととなったのだ。
そんな溝口さんと「脚本」についての
話なんぞしていたら、
劇団ふぁんハウス初参加で、
今回、事実上の主役・「蛍」を演じてくれる
中村ふみかさんが、ちょっぴり緊張しつつも
素敵な笑顔とともに登場。
彼女はお若いのに、
様々な団体での芝居に出演しているので、
「初めまして」の雰囲気は
慣れているやもしれないが、
それでもやっぱり、
「出来上がった劇団」
の中に入るというのは、
かなり緊張したと思うよ。
その彼女と挨拶を交わしていると、
10年ぶりに劇団ふぁんハウスに
出演となる櫻井太郎君登場!
彼は商業演劇のミュージカル等で
大活躍している役者さんで、
10年前、縁あって
第27回公演「夢のカーテンコール」に
出演してくれた。
「愛」と背中に大きく描かれた白い衣裳で、
素敵なタップダンスを披露してくれたのが、
すごく印象に残っている。
その後、
何度となくオファーをしたものの、
彼は売れっ子なので、
なかなかタイミングが合わず、
そうこうしているうちに
10年もの月日が流れ、
今回、
また劇団ふぁんハウスのステージに
立っていただくこととなった。
こうして「夏の夜空へ麻布公演」では、
3人の新たなるメンバーが加わり、
新鮮なる気持ちで稽古に挑む。
まずは、「初めまして」の
メンバーもいることだし、
「顔合わせ」らしく自己紹介から。
みんな役者だからね~
自己紹介も、個性豊かに
自分を表現しながらの挨拶で、
場がずいぶんと和んだところで、
早速、読み合わせを開始する。
「初・読み合わせ」とは言えども、
4月に行われた「夏の夜空へ・板橋公演」に
出演したメンバー達が大半なので、
最初の読み合わせであるにも関わらず、
テンポや間合いがとても良くて、
いわゆる「出来上がった芝居」を
披露してくれる。
一方の新メンバー達は、
「再演組」のエネルギーにも
負けす劣らず・・・というか、
場面によっては、「再演組」を
上回る堂々たる芝居で、
様々な場面をいい感じで
変化させていってくれるから、
とっても頼もしい。
毎回、再演作品の稽古を
始めるにあたって描いているけれど、
前作をなぞる気はさらさらない。
新しい作品に挑戦すべく、
兜の緒を締めるのでした。
(表現がクラッシックですみません・・・
でも、そんな心境なんです。)


