Page13–「あとは本番を待つばかり」

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1月18日(日)
「あとは本番を待つばかり」

昨日の土曜日。
稽古場に全スタッフさんが集結。
音響の野中さん、照明の大塚さん、
舞台美術の三井さん、
そして舞台監督の高橋さんという、
ずーっと劇団ふぁんハウス公演を
支えてくださっている「平野組」の面々が、
こうして稽古場に顔を揃えてくれるのは、
なんだかとっても嬉しい。

皆さんは、
前回の綾部公演でも
大変お世話になった方々なので、
まずは綾部公演で
お世話になった御礼を伝え、
綾部での想い出話に
しばし花を咲かせるのだが、
綾部公演を成功させた事で
皆さんとの絆がより一層深まり、
距離がさらに縮まったと感じる。

スタッフさん達と
綾部の話を始めると、
あれもこれもと
沢山の素敵な思い出話は尽きない。

そんな中でも特に印象に残っているのは、
本編が終わり舞台が暗転になった時、
700名近いお客様から
「アンコールの拍手の嵐が
沸き起こった事の感動した」
という事と、
仕込みやゲネプロを終えた夜、
劇場から宿舎に移動する際、
立ち寄っていただいた
「スーパーフレッシュ・バザール」
での買い物が、
「とっても楽しかった!」
という事なんだけど、

本当にそう思う。
アンコールの拍手は、今や劇団の宝物だし、
劇場に朝から晩までこもっていた
我々にとって、夜10時過ぎの
フレッシュバザールでの買い物は、
地元の空気を感じながら
ホッと一息出来た瞬間で、
四方顧問、後藤代表をはじめ、
車を出してくださった
「演劇まちづくりの会」の皆様と
スーパーでの
たわいもない会話もとっても心地よく、
すごく楽しい想い出となったと、
皆さん口々に言っていた。

いつまでも、こうした想い出話を
していたいところではあるが、
そこはね、
ちゃんと気持ちを切り替えねば!

時計に目をやると14時!
通し稽古開始の時間。
各メンバー達は衣裳に身を包み、
全スタッフさんが見つめる中、
緊張した面持ちで、通し稽古を開始する。

そうそう!
綾部の話が出たので
お伝えいたしますが、
綾部公演を成功に導いて下さった
演劇まちづくりの会の顧問で、
前・京都府議会議員の四方源太郎先生が、
この度、綾部市長選挙に立候補されて、
現在、選挙活動真っ只中なのだ。

我々が公演を行った
想い出の中丹文化会館にて、
先日「総決起集会」を開催されたようで、
石破茂・前総理大臣をはじめ、
立憲民主党の前党首・泉健太氏等、
超党派の多数の国会議員や、
西脇隆俊京都府知事、
山崎善也綾部市長も参加され、
とても盛り上がった
集会を開催されたとのこと。

投開票日は1月255日(日)、
つまり
我々の公演の千秋楽の日と同じ日。
これも何かのご縁を感じる。

四方先生!遠く離れた東京より、
ご当選、ご活躍を
お祈りいたしております。

話を戻します。
全スタッフさんが見守る中、
いつもの稽古場とは違う
緊張感漂う稽古場にて、
通し稽古がスタートした。

私の見る目というのは、
役者の個々の芝居よりも、
転換、照明、音響等を想定して
全体を見ているので、
正直、
役者陣の個々の芝居を
じっくり見ることは
出来なかったけれど、
「第三者の目」があることで、
皆さん、いい緊張感が
気持ちを奮い立たせたからなのか?
ダメ出しノートのダメ出しの数は
ほとんどない。

でも、ダメ出しがないという事は
ありえないので、
後半は芝居を集中して見ると、
後半で気になるところが何か所かあり、
そこは夜の稽古で、抜き稽古を行う事にした。

その通し稽古を終えると、
役者の皆さんには休憩に入ってもらい、
私はと言えば、スタッフ会議に参加。

舞台監督さん主導で、
まず舞台美術に関する事を話し合い、
次に脚本に沿って、場面ごとに
私の演出的意図をお伝えし、
問題点等を綿密に打ち合わせする。

この打ち合わせで各スタッフさんが
私の思いを現実のものとすべく
プランを立てるので、
とても大切な打ち合わせなのだ。

1時間半ほど打ち合わせ行い、
終了後、夜はびっしり抜き稽古を経て、
後半部分の通し稽古(約1時間)もやり、
この日の稽古は終了。

翌・本日日曜日。
本舞台とほぼ同じ寸法のとれる部屋にて、
舞台監督さんが見守る中、
最終通し稽古を行うが・・・

昨日の通しで上手くいったからか?
どうか分からぬが、
稽古開始前から
なんとなく浮かれた空気が漂っていて、
開始されてからは、
トチリこそなかったものの、
なんとも間延びした通し稽古となり、
これは気合を入れねば!
と厳しくダメを出す。

本来なら夜の稽古は、
最終調整ってことで、
抜き稽古をさらりとやって
早めに終える予定だったけれど、
昼間の通しを「最終通し」にするには、
皆もモヤモヤが残るだろうと思い、
夜、再度、衣裳を着ての通しを行えば、
上演時間は昼間よりも3分ちょい縮まり、
私的には納得のいく通し稽古となり、
ほっと胸をなでおろすが、
これから、いよいよ始まるわけで、
気を引き締めねば!

4日後には劇場入り!そして本番!
皆様、ぜひとも劇場にお越しいただき、
劇団史上最高の「夏の夜空へ」を
ご覧いただければと思います。

劇団メンバー一同、
劇場にてお待ちいたしております。

劇団ふぁんハウス 平野恒雄


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