Page24–「再演『ふたりのゆめ』を終えて」(鈴木千秋)

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団長の独り言 2024.9.18

「再演『ふたりのゆめ』を終えて」 (鈴木千秋)

9月半ばを過ぎたというのに、
まだまだ暑い日が多いですね!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週は団長の平野恒雄に代わり、
公演終了後の特別編として、
「鈴木千秋の独り言」
をお届けいたします。

劇団ふぁんハウスの
次回公演は少し先になるため、
現在は12月に開催する、
成果発表会付き・ワークショップや、
来年度の公演に向けての
準備を行なっています。

劇団の稽古はありませんが、
ほぼ毎週、数名のメンバーと会って
打ち合わせをしたり、観劇の会場でも
会うことがあるので、
休んでいる感覚はありません。

劇団の稽古が無いぶん、
身体や感覚、
感性が鈍らないようにするために、
自主稽古・トレーニング・インプットを
増やしたいと思っています。

というか、ボーっとしていると
置いて行かれてしまいそうなので、
少し焦りつつ、ガンバラネバ!
と奮い立たせています。

さて、再演の舞台
「ふたりのゆめ 板橋公演」は、
8週に渡り、団長による
「団長の独り言」に描かれていた通り、
お陰様で無事成功を収めることが
できました。

「ふたりのゆめ」をご観劇いただいた
お客様からは、
「話がしっかりしていて、
笑いと感動のある、面白い作品!」
「良い舞台を観た!」、
と作品の良さを語ってくださる方が
多くいらっしゃいました。

そして作品から
「続けることの大切さを感じた」、
「温かさを感じた」、
という声も多くいただきました。

主人公の三浦知世や、
知世と関わる人々の、
諦めずに大切に持ち続けた想いなど、
観劇された方それぞれの視点で、
感じ取っていただけたなら、
嬉しく思います。

ところで「ふたりのゆめ」は、
タイトルにあるからなのか、
二人のシーンが多くありました。

ホームページの写真館でも、
そのことに触れられている
ページがあります。

私が演じたのは、
京都府綾部市にある居酒屋門出の
女将・村野惠津(えつ)。

惠津は、居酒屋門出の常連客で、
近所のスーパーの主任・田代さんや、
同じくスーパーのパート・照代さん、
やはり常連客の源さん、
居酒屋門出に現れて、
東京と綾部を繋いでいく、
演歌歌手のゆかりさんとの
シーンが多くありました。

中でも、
団長演じる源さんとのシーンが多く、
稽古中は鍛えていただきました!

団長は、
毎回新鮮で自然な芝居をされるので
(できてしまうので)、
予定調和になることはありません。

私も新鮮な気持ちで、
リアルに
その場に居たいと思っていますので、
自然に振舞おうとしつつ、
ついて行けるように必死でした。

そんな、芝居が出来てしまう団長ですが、
突然、自然にボケてくることがあります。

これは、吉本新喜劇を観て
育ったかそうでないかの
違いなのでしょうか?!
(このセンスは、多分それだけでは
ないと思うのですが・・・)

あまりの自然な可笑しさに、
真剣な稽古中にもかかわらず、
笑いそうになることがあります。
(正直に言うと、
本当は噴き出していました)

さすがに本番中に笑ってしまうことは
ありませんでしたが、
稽古では笑いに限らず、
色々な変化球で鍛えていただきました!

芝居でアドリブをすることは、
ほぼないのですが、
本番の舞台では
何が起こるか分かりませんので、
対応力をつけておきたいです。

再演「ふたりのゆめ」では、
初演と変化しているところが
ちょいちょいありました。

物語の舞台の一つである、
京都府綾部市について、
綾部らしさが増えました。

役名が変わった人がいたり、
BGMが変わっていたり、
セリフの追加もあったり。

「惠津」に関することでは、
綾部にちなんだ小道具・セリフ
が増えました。

他には、ほんの少し髪型の変化や、
衣裳の変化がありました。

「ふたりのゆめ」では、
着物の超早着替えがあったのですが、
早替えのサポートをしてくださっていた
知世役のゆみさんにも協力いただき、
稽古を重ね、少しずつ
早く着替えられるようになりました。

超早替えのあとのシーンがわりと静かで、
心の動きの大きいシーンだったので、
数秒でも早く
着替えられるようになったのは、
ありがたいことでした。

「ふたりのゆめ」を終えて、
今回も多くのお客様に
笑顔になっていただけたことは、
私たちも勇気をいただき、
励みになりました。

26年目の劇団ふぁんハウス。
ブレずに、諦めずに、コツコツと、
毎回の公演を大切に重ねています。

私もその一員でいられることに
感謝をしています。

また次の目標に向かって
精進してまいりますので、
今後とも、
よろしくお願いいたします!


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