「演じた役、演奏した曲、について一言」
第46回公演「夏の夜空へ 板橋公演」は
無事、幕を下ろす事ができました。
この作品は来年、2026年1月23日~25日
麻布区民センターで再演予定です。
それまでしばし役を離れる事になりますが
さて、本番を終えたばかりのメンバー
自分の役に対して(演奏者は楽曲について)
今、言葉をかけるとしたら
何と言いたいですか?を聞いてみました!
【酒屋・山田伸乃助 役 / 生島唯斗】
今回、伸ちゃんを演じてみて、
最初は市川家からは、また滞納した金を
ふんだくりにきたよ。
と思われていたのだろうけれど、
後半でもしも彼が社長をライトバンで
運んでいなかったら、
きっとその後の希望の星はなかったと思います。
そういう意味で、彼は陰で市川家を救った
救世主だと感じました。
【従業員・山の上ゆかり 役 / 福岡美佳】
ゆかりも、山村先生に出会って
成長したね。
本当にありがとう。
【女将・市川美保 役 / ますだゆみ】
美保さんとは初めましての時から親しみを感じ
「これから宜しくね(^_-)」って感じで稽古がスタートしました。
旦那を怒るのもどんどん楽しくなっていきましたが
最後に男気を見せられた時…惚れ直しました(笑)
そんな喜怒哀楽の激しい役は作り甲斐があり
作品の中で「動と静」のうち「動」を担う者として
どうあるべきか勉強も沢山させて頂きました。
次に会う時はもっと躍動的な美保になっていたいと思います。
【旅館の娘 蛍役/須藤あゆみ】
好きなチュッパチャプスの味をはじめ、
好きな色、曲、得意科目等、
脚本にはない設定や、蛍について
いつも考えていたので、
離れるのは悲しいです。
蛍、私と出会ってくれてありがとう!!!
【乾物屋・田端華代 役 / 小池陽子】
田端華代さんへ
名前のように、登場したらパッと
華が咲くような貴女には、
力及ばずごめんなさい。
精進しますm(_ _)m
【大和の里オーナー・木原智代 役 / 鈴木美千代】
智代の役を頂いて初めて台本を読んだ時は強気の女社長、
とても面白そうな役だなと感じたのが第一印象でした。
しかし稽古が始まると、その女社長の
貫禄が出せず、悩み本当に大変でしたけれど、
悩めば悩むほど智代の事が好きになって、
智代の人生のイメージがいろいろ湧いて来ました。
今回の舞台はまだまだでしたけれど、
再公演ではもっと表現を深めたいと思います。
【従業員・山下日向子 役 / 岡本あざみ】
「夏の夜空へ」で今回演じた役、
つまり山下さんとは決して平坦とは言えなかった気がします。
まずキャラクターをいまいち掴みきれず
何がしたい役柄かを手探りで探りながら
稽古に臨んでいた日々です。
何度となくダメ出しを受け、
ようやく少しずつ形作られて行ったような、
またその度に「この役良いかも?」
なんて思えてきたりもしました。
またいつかこのお話に関われる機会があれば
山下さんはもちろん、どんな役でも
不器用ながらも少しずつ役柄が自分の中で作られて
気がつけば「役を演じる」よりも
「役として動いてる」ようになるかも?
その時までしばらくのお別れ。
日向子ちゃんまたね~!!
【宿泊客・田中里美 役 / 鈴木千秋】
田中里美さんへ
今よりも成長した姿で、
来年1月に会いたいと思います。
そうなれるよう研鑽を積みます。
そして、また一緒に
輝く希望の星を眺めましょう。
【西条晃 役 / 小路敦】
3ヶ月半、一緒に過ごしたアキラさん、
なかなかイメージに近ずく事ができずに
終わってしまったように感じました。
またご縁があれば
共に分かち合っていければと思います。
【信用金庫の社員・大島治子 役 / 水上あやみ】
私にない勤勉さや、几帳面さを持っている治子さん…
一緒に温泉にでも浸かって
仕事を忘れてのんびりしましょう。
好きな食べ物の話や可愛がっている猫の話、
そして恋話もしたいね。
しばらく休んで、また一緒に頑張りましょう!
【刑事・長尾敦子 役 / 鬼丸禎子】
ここのところゆっくり休んでいなかったし、
犯人も捕まえた事だし、
鈴木刑事には内緒で温泉にゆっくり浸かって
疲れをとってください。
<演奏者:印象に残った曲への思い>
【ヴァイオリン / 株竹大智】
「見上げてごらん夜の星を」です。
星にまつわる歌はたくさんあるとおもいますが、
世代を超えて皆んなで心をひとつにして
一緒に歌えるぐらい名曲になっているのは
すばらしいなあとあらためて感じました。
【ピアノ/ Amatias】
夏の夜空へのメインテーマにはかなり思い入れがあります。
初演の時に夜空に輝いている星を
様々な角度から見るとどんな感じなんだろうと言うことに
思いを巡らせているときにできた曲なんです。
初演と再演はトランペットで、
そして今回はバイオリンとのコラボで、
また1つ新たな魅力が生まれました。
しばらく演奏できなくなるのはちょっぴり寂しいです。
それぞれ役への思い入れは様々なようです。
劇団ふぁんハウスは「夢と希望と勇気」を携えて
これからも心温まるお芝居をお届けして参ります。
個性的なキャラクターと共に、またお会いできる日を
楽しみにしております!