Page1–「綾部公演の稽古が始まった。」

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団長の独り言 2025.06.15

「綾部公演の稽古が始まった。」

6月1日に顔合わせをおこない、
劇団ふぁんハウス第47回公演
「ふたりのゆめ綾部公演」が
本格的に動き始めた。

思い起こせば、2024年1月26日、
麻布区民センターにて上演した
劇団ふぁんハウス
第44回公演「ふたりのゆめ」に、
京都府議会議員の四方源太郎府議が、
京都からお越しになられて、
麻布公演を御覧になったのが事の始まり。

四方先生は、
メンバーが「X」に投稿した
「ふたりのゆめ」の宣伝を御覧になり、
「なんで我が故郷、綾部の物語を?」
と興味を持たれ、お仕事との
タイミングも合ったとの事で、
わざわざ観劇をして下さったのだ。

終演後、ロビーにて
ご挨拶をさせていただく中で、
私は冗談のようで実は本気で
「中丹文化会館に呼んでください!」
と四方先生にお願いをしてしまった。

中丹文化会館というのは、
京都府綾部市にある京都府の施設で、
客席数が886席ある立派な劇場。

「ふたりのゆめ」という物語は、
この中丹文化会館が物語の核として
展開していくので、

「中丹文化会館で
『ふたりのゆめ』を上演する」

というのは、
劇団ふぁんハウス関係者の
夢でもあった。

しかし、その事を実現するなんてのは、
到底かなわぬ「夢」だと思っていた。

それでも、
四方先生とお知り合いになれたのだし、
ここは、我々の想いを伝えようと思い、
勢いに任せて、お願いをしてしまったら、
四方先生は、笑顔を返して下さった。

翌日、先生のブログに、
劇団ふぁんハウス観劇日記が掲載されて、
読ませていただくと、大変楽しんで
いただけたことが描かれていた。

この記事を書いて下さった事へ
感謝の気持ちと、
ご来場いただいた事へのお礼を
メールさせていただき、
そこから先生とのやり取りが始まり、

その後、四方先生は、
中丹文化会館を管理している
(公財)京都府中丹文化事業団へ
「ふたりのゆめ」を紹介して下さり、
そこから
「ふたりのゆめ綾部公演」の話が、
ゆっくり、ゆっくり、
ホントにゆっくりと動き始めた。

ただ、いざ「劇団ふぁんハウス」を
綾部に呼んでいただくとなると、
課題や問題点は山積で、
とてもではないが現実不可能って
感じではあったけれど、

「やる前から諦めてはいけない」
とのお言葉を館長の加柴様から頂戴し、
私の「やる気」に火がついた。

そんな私のやる気を
くみ取ってくださった四方先生は、
ドンドンと行動をして下さり、

「綾部公演」がより具体的になってきて、
同年7月に開催した
「ふたりのゆめ板橋公演」には、
綾部市議会議員の後藤市議を始め、
大勢の方がお越しになり、
「東京・あやべ会」も紹介していただき、
その後、「演劇まちづくりの会」という、
綾部市の
演劇実行員会的なものが発足された。

この会は、
劇団ふぁんハウス公演を通じて、
「綾部に演劇文化を根付かせる」
といったもので、
我々も公演の宣伝は勿論の事、
演劇ワークシップの講師として、
何度となく綾部にお邪魔をして、
「綾部の街に演劇を!」の
お手伝いをさせていただいて来たのだが、

今月!満を持して!
ついに「綾部公演」の
稽古がスタートしたのだ。

メンバー一同が稽古場に顔を揃えると、
「いよいよだな!」と身も引き締まる。

今回の公演でお世話になる、
「演劇まちづくりの会」関係者の皆様も、
手弁当での参加であるにも関わらず、
真剣な眼差しで、何がなんでも
「ふたりのゆめ」を成功させるぞ!
という熱い想いを持ち、
制作的な事を懸命に行って下さっている。

そんな皆様の真剣さに触れるにつれ、
「綾部の皆様の期待を
裏切る作品には出来ない!」
と強く思う。

だからこそ稽古に取り組む姿勢も、
これまで以上に厳しくシビアに、
稽古の重要性をキチンと
認識しなかればならない。

上手い役者や名優、
大スターがいるわけでない、
いわゆる「市民劇団」の劇団ふぁんハウスが
それらをカバーするには、チーム全体で、
真剣に取り組むしかないとの想いで、
稽古をスタートさせる。

出演者達には、
「自分達のためにやるのではなく、
綾部の皆様のために行う」
という事と
「稽古の重要性」を再認識してもらった。

何度も描くけれど、綾部の皆さんは、
本当に楽しみにして下さっているし、
「演劇まちづくりの会」の皆様は、
寝食も忘れ、街をあげて
劇団ふぁんハウス綾部公演のために
懸命に頑張って下さっているのだ。

今、いるメンバー達は、
それらの事は重々理解しているので、
稽古に挑む姿勢にも、
本気さが伝わって来る。

綾部の皆様に、
「劇団ふぁんハウス」に来てもらって
良かった!

と言って頂ける作品にすべく、
稽古に励むのでありました。


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