「劇団ふぁんハウスと共にした一年を振り返る」 生島唯斗
ちょうど昨年末の今頃。
劇団ふぁんハウスとの出会いは「夏の夜空へ」のワークショップから始まりました。
早いものであれから一年が経つんですね!
最近、稽古をしていると、
昨年末のワークショップ以降のことを思い出すことがあります。
ワークショップが終わってから、
自分ももっとふぁんハウスの作品と関わりたい!と思うようになり、
今年の一月からふぁんハウスファミリーに入れていただきました。
入った頃からずっと抱いていた印象は、
稽古の合間の休み時間はアットホームな感じの雰囲気に包まれていますが、
一度稽古や本番前のリハーサルが始まると、
皆さんの集中力と熱気でガラッと雰囲気が変化し、
メリハリがあるなあという印象がありました。
そして、4月の板橋、9月の綾部を経て、
団長が各役者さんたちの「個性」を生かして
演出を考えてくださっているんだなということがよくわかりました。
次に、最近のしんちゃんという役作りを振り返ってみたいと思います。
彼の役作りをするにあたり、最も苦労したのは空間認知でした。
稽古場には本物のドアがないため、エアーでドアを開けるという動作に、
かなり時間がかかったことを今でも良く覚えています。
また、どれくらい進んだところに椅子があるかを歩数で判断しているため、
稽古場の広さが変わるたびにパートナーとなる役者さんや
転換スタッフの皆さんと、入念な位置確認なども行っています。
さらに、彼に入り込めるように、その都度セリフの言い回しや口調なんかも、
微妙に変化させるようにしています。
こんな感じで一年間をざっくり振り返ってみると、
なんだかとてもあっという間だったように思います。
もちろん、稽古をしていて大変だったこともたくさんありましたが、
本番を毎回乗り切ると、なんとかやり切ったという達成感があるので、
今後も皆さんと一緒に楽しみながら、一生懸命に
皆さんに喜んでいただけるような芝居をしていきます。
最後になりますが、
最近はインフルエンザや風邪などがかなり流行ってきています。
乾燥しないように水分を摂取し、手洗い、うがい、マスクなどで風邪を予防し、
来年皆さんにとっていい年を迎えられますようお祈り申し上げます。


