Page14–「『夏の夜空へ』成功までの軌跡。」

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団長の独り言 2026.01.22-1

「『夏の夜空へ』成功までの軌跡。」

先日、1月23日~25日まで行われた
劇団ふぁんハウス第48回公演
「夏の夜空へ麻布公演」へ
お越しいただいた多くのお客様、
そして公演を支えてくださった
ボランティアスタッフの皆様、
関係者の皆様、
本当にありがとうございました。

真冬に真夏の芝居を行い、
皆様の優しさと温かさを沢山頂戴し、
今回も無事公演を終える事が出来ました。
その様子を
今回も日記形式でお届けいたします。

1月22日(木)
朝5時30分、家を出るときはまだ暗く、
その暗さがより一層寒く感じるが、
どうやら天気は良さそう・・・だけど寒い。

車に乗り込みエンジンを掛け、
インパネ内にある温度計に目をやれば
マイナス2度!
ここ最近の東京地方の気温が
マイナスになるのはなかなか珍しく、
いやはや・・・ってところではあるが、
6時20分、
美鶴さんと共に倉庫へ到着すると、
すでに
メンバー達は倉庫に到着している。

私は車移動なので、
ほぼ時間通りに倉庫に到着出来るけれど、
電車で劇団倉庫に来るメンバーにしてみたら、
電車の本数も少ないゆえ、
結構早めに現地に着くことになる。

マイナス気温の中、
倉庫前で待機は
さぞ大変だったと思うが、
それでもみんなは笑顔で
「おはようございます」。

キーンとした空気の中、
やる気に満ちたメンバー達の
声がこだまする。

すでにトラックは到着しているので、
冷えた身体を温めるためにも
すぐさま倉庫の扉を開け、
4月公演を終えてからずっと眠っていた
「夏の夜空へ」の大道具、小道具等を
ワイワイ言いながら
トラックへと積み込んでいく。

大道具に関しては、
高さ9尺(270センチ)、
横が12尺(360センチ)の
大パネルが何枚もあり、
コンテナ式倉庫の2階から
運び出すのはなかなか大変だけど、
声を掛け合いながら
2階部分からゆっくり下ろし、
結構な数のパネルを積み込んだら、
今度はソファーセットに電子ピアノ等の
大物の道具類も効率よく積み込んでいると、
滝のような汗まではかかないにせよ、
身体はかなり火照ってきて、
先ほどまでの極寒はどこへやら。

小一時間の積み込み作業も終わり、
「夏の夜空へ」の全てが
満載のトラックは、
一足先に劇場へと向かうので、
皆で手を振ってお見送りをして、
我々も倉庫内の整理を済ませ、
扉を閉めて2台の車に分乗し、
途中
コンビニに寄って朝ごはんを買い込み、
いざ!麻布区民センターへ。

平日の朝、
東京中の道路という道路は大渋滞で、
首都高速の電光掲示板にも、
「渋滞12キロ」の文字。

一般道でいくか?とも思ったが、
経験上、事故渋滞でもなければ、
どんなに混んでいても信号のない
「首都高速」の方が
確実に早く目的地に着く(はず)。

首都高へと車を滑らすと、
止まらない程度の
ノロノロ状態だったけれど、
この渋滞は織り込み済みなので、
渋滞していても気持ちは穏やか。

しかも車の中で、
NHKラジオ「マイあさ!」の
野村正育アナウンサーの話を
みんなでワイワイ言いながら
興味深く聴いていたので、
渋滞にイライラする事もなく、

倉庫を出てから1時間半後、
午前9時ジャスト!劇場に到着。

本当は8時45分くらいに
到着すればベストだったのだが、
事のほか倉庫出発が
遅くなってしまったからね。
まぁ~それでも
9時ジャスト到着は良しとしよう。

ところが、先に出発したトラックが、
まだ到着していないとの事。
しまった!高速を使って下さいって
指示すれば良かった~

私も運送屋さんで働いていた事も
あるので分かるけれど、
基本的に
首都圏から都内への移動の場合、
お客様からの指示がない限り、
運送屋さんは、基本的に
首都高速なんてのは使わない。
(「何で勝手に高速なんて乗るんだ!
勝手に乗ったんだから請求されても
払わないよ!」と言う荷主もいるので。)

でもね、
トラックが来ていなくとも、
やることは沢山ある。

仕込みの順番としては、
まず照明さんの灯体の吊り込み作業。
その合間を縫って、張り出し舞台の設置や
床面にリノリウムを敷く作業等、
高橋さんの指示に従いながら
作業を行っていると、
約20分遅れで
「トラック到着しました!」の声。

劇団メンバー達は、
一斉に搬入口へと向かい、
大道具や小道具にあれにこれにと、
えっさ、えっさと
劇場内に運び込むのでした。


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