「想像を巡らせて・・・」 小山恵子

まん延防止が解除になった今年のお花見は
大分賑わっていたようですね。
毎年のことですが桜が咲く時期は花冷えで、
寒いのが苦手でゆっくりとお花見を楽しむ気になれない私です。

さて先日、土日の2日間、
「JAPAN BOAT SHOW 2022」へ行ってきました。
今年で60回目。

「海・ここが夢の入口・・・」というテーマがいい感じです。

ボートは幼少の頃、
父の仕事の関係で何度か乗った思い出があって、
大人になってからは釣り船やフェリーに乗ったくらいです。

出店会社数約160、
数多くボートがある中でとても印象に残っているのが、
本田技研工業のブースにあった佐野造船所のマホガニー製ボート「Rigby(リグビー)」。

他のボートと違ってひときわ目を引く、
どこか温かくて味のあるデザイン。
キャビンの中も赤みがかったマホガニーが高級感を出しつつ、
落着いた雰囲気をもたらしていました。

マホガニーをイタリアから輸入して、
デザインから何から何まですべて手作りという話を
10代目の佐野龍也さんから直接、お話を聞くことができました。

とことん丹精込められたマホガニー製ボート「Rigby(リグビー)」の前で
素晴らしいお話を聞きながら、
造船の苦労や親子、師弟関係のことなど想像を巡らせて映画を観たような
不思議な感覚を覚えた出来事でした。

こういうことも役を演じるうえで
大きなプラスになるのではないかと思った経験でありました。


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