「マンドリンに再挑戦中です!」 福岡美佳

皆さん、マンドリンという楽器をご存知でしょうか?

馴染みのない方も多いかもしれませんが、
映画「クレイマークレイマー」で流れる
「マンドリン協奏曲ハ長調」(ヴィヴァルディ)は、
多くの方がテレビ等で恐らく一度は耳にしたことがあるかと思います。

また、演歌の伴奏・間奏等でもよく流れています。

哀愁の漂う音色や独特のトレモロ奏法が特徴的なイタリアの弦楽器です。
形は、椰子の実を半分に割ったような形をしています。

私は、高校・大学時代と社会人になってからの数年間、
マンドリンを弾いていたことがありましたが、
仕事が忙しくなったり、お芝居を優先したりで、
いつの間にか弾かなくなっていました。

ところが先月、私が通っている朗読教室のウエムラアキコ先生からの
「何か楽器をやってみたら?」というアドバイスをきっかけに、
久々にマンドリンのケースを開けてみようと思い立ちました。

ちょっとずつ基礎練習から始めて約一月半、
拙いながらも簡単な曲であれば弾けるようになってきました。
とはいえ、人様にお聴かせするにはまだ程遠いレベルですが…。

弦楽器の経験のある方なら分かると思いますが、
初めは弦を押さえる左手の先がヒリヒリと痛み、豆ができ、かなり苦しみました。
でも、その痛みに耐えて練習しているうちに指先の皮膚が硬くなり、
だいぶ弦が押さえやすくなってきました。

諦めず反復練習することの大切さを改めて感じました。

私は物覚えが悪いので、お芝居でも
「とにかく自分の身に染み込むまで何度もやる」ことを自分に課しています。

今、来年2月の「人生芸夢 〜夢のとおり道〜」に向けて稽古中で、
歌や殺陣をひたすら練習しています。

身に染み込むには程遠い、まだまだがんばらなくちゃ、
という気持ちで取り組んでいます。
来年2月には、皆さんに素敵な舞台をお届けしたいです!


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