「気持ちが一つになって！」　小山恵子

多くの方々に喜ばれた舞台「久美・美容室物語 板橋公演」が
無事に幕を下ろしてから2週間が経ちました。

「感動したよ！」
「良かったよ！」
「次回も観に行くからね！」

ありがたい言葉をお客さまからいただきます。

今回、2日間の平日公演ということもあり、
不安要素はいつも以上にあったものの、
無事に舞台を終えることができたというのは、
ふぁんハウスというチームワークの良さが大いにあったと思います。

前回、出演者だった舞ちゃん（木村舞子）は、
今回は転換スタッフとしての参加。
転換の手際の良さはもちろんのこと、
役者の動きを見てやりやすいように考えてくれたり、
一緒に転換をやるメンバーには忘れないよう前もって声をかけてくれて
とにかく気配りが素晴らしく、大変お世話になりました。
楽日、幕が下りてすぐ舞台袖にいた舞ちゃんに、
安心したのと感謝の気持ちで思わず「ありがとう！」を手を握って伝えました。
手古摺っていた転換を一気に変えてくれた舞ちゃんには心から感謝です。

それは舞台面だけでなく、
劇団の顔ともなる大切な玄関口でお客様をお迎えし、
お見送りしている受付面もです。

受付スタッフの人数が少ない中、
リーダーの望月さんを中心に受付スタッフの方々は、
チームワークがとても良く、
丁寧にお客様の対応をしてくださり、
お客様は、舞台を観終わった後も気持ちよく劇場を後にしていました。
受付スタッフの方々のお客様へ対する温かな気持ちからくる溢れる笑顔が、
開演前から良い雰囲気を作っていただけたのかと思い感謝の気持ちでいっぱいです。

「久美・美容室物語」を初めて読んだとき
心地よさを感じ、じわじわと心が震える感動があって
とてもよい作品だと思いました。
「久美・美容室物語 板橋公演」では、
キャラクターがそれぞれ豊かになっていて、
面白いシーンもどんどんちりばめられ、
終盤の通し稽古で初めて正面からじっくりと観た時は、
どんどん引き込まれていく面白さがあり、
客観的に観客としてずっと観たいという気持ちがありました。

最終的に演じるうえでは、演じようとしない、変な癖を出さない
あとは共演者を信じて集中して本番に臨むこと、そうすれば大丈夫という
強い気持ちで舞台に立つことができました。

舞台に携わってくださった方々の強いエネルギーが
お互い頼り頼られ皆で一緒にという思いがワンチームという
まとまったパワーとなり、成功に繋がったのだと思います。

次回公演の稽古は休みなく、
今週末から始まります！

この強いエネルギーを持ち付け
稽古に励み、更なる強いパワーを発揮できるよう、
これからも一丸となって進んで行きます！