Page3 –「〇〇中学演劇部!ありがとう〜。」
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団長の独り言 2023.05.28
5月28日(日)
「〇〇中学演劇部!ありがとう〜。」
何回か前までの稽古場は、
「暖房つけてもらいたいなぁ?」って
思える時のほうが多かった。
ただ
「つけてもらいたいなぁ〜」
という表現のとおり、私の一存では
暖房はつける事は出来ない。
なにせ暖房をつけると、圧倒的に
「暑い!」って言うメンバーの方が多く、
それでもこっそりつけようものなら、
「暖房つけたのはだれじゃ!」
って親の仇のように言われるので、
寒がりの私は、
ジャンパーを着こむ日々だった。
それがそれが!
昨日、今日の稽古では
「冷房がなきゃやってられません!」
って感じの気候となり、
季節の移り変わりを感じる
今日この頃だ。
しかしその冷房が
思うように効いてくれないのです。
窓を開け放つと
爽やかでいい風が入ってくるので、
効かない冷房よりもいいのだが、
なにせ網戸のない窓を開けると
虫ちゃんが入って来る時期となり・・・
しょうがないので、
締め切った窓と効かない冷房の中という
古風な環境下で稽古を行う。
まっ!それはさておいて、
昨日の土曜日の午前中、
7、8年は通っているであろう
都内中学校の演劇部員達とともに
汗を流してきた。
こちらの演劇部は、
何度も廃部の危機に見舞われながら、
なんとか存続してきたのだが、
今年度限りで廃部する事となり、
新1年生の募集も行わない。
廃部となる原因は分からぬが、
学校には学校の諸事情があるのだろうし、
部外者の私が
とやかく言える立場ではないけれど、
今いる部員達の落胆する姿を想像すると、
なんともやるせない気持ちになった。
しかし、
この日はそんな気持ちを引きずらず、
元気に中学生達に会いに行くと、
みんな笑顔いっぱい!
玄関で我々の到着を待ってくれていた。
まずは、新しい顧問の先生にご挨拶をして、
早速稽古場となる体育館へ。
すごいでしょ!
稽古場が体育館のステージだからね。
毎回じゃないみたいだけど、
恐らく我々が来るので、
体育館を押さえてくれたのだろう。
その熱意にこたえるべく、
約3時間、
真剣な眼差しの部員達と共に一緒に考え、
気になった点のアドバイスをしていくうちに、
最初は「どうしていいやら?」と
思っていたシーンも、輪郭がはっきりしてきた。
今回、生徒達が発表会で行う芝居は、
部員Tさんのオリジナル作品で、
なんと「大立ち回り」もある。
前回の「人生芸夢」を、
部員のみんなは観に来てくれていたので、
私が殺陣を行う姿も観ていての事なんだけど、
いの一番でTさんが言ってきたのが
「立ち回りを付けて下さい!」
という事。
まぁーそうだよね。
我々が子供時代には、
時代劇もテレビで盛んにやっていたので、
子供の頃の遊びのひとつに
「ちゃんばらごっこ」ってのもあったけれど、
今の子供達にとっては、
「ちゃんばら」ってのも特殊なものに
なっているだろうから、
いざ劇中で立ち回りを入れるとなっても、
何をどうやればかっこよく出来るのか?
皆目見当もつかないもんね。
そこで早速、芝居全体の流れを
通して見せてもらい、
どんな立ち回りを付けるか?を考える。
ただ・・・稽古はまだ初期段階のため、
動きも固まっていないので、
ある程度流して見せてもらっては
芝居を止めてはダメを出すを
繰り返す。
あくまでも、みんなが
「どんなものを創りたいのか?」
って事を大切にしたかったので、
私の主観や考え方は押し付けず、
その都度細かく細かく、
みんなのイメージを聞きながら、
稽古を進めていった。
脚本を最初読んだ時は、
奇想天外なストーリーに、
おじさんの頭は
???だらけだったけれど、
生徒達が熱く演じてる姿に触れ、
みんなの「こうしたい」を現実のものにすべく、
意見を聞きつつ、
試行錯誤を繰り返していくうちに、
かなり感動的な物語となった。
皆さんの発表会までに、
もう一度くらいお邪魔して
指導したかったけれど、
発表会が7月の上旬・・・
その頃って、
我々は最終通し稽古の段階で
昼夜稽古の追い込みの時期なんだよねぇ。
ウィークデーに行ってあげる事も出来ず、
発表会を見届けてあげられないのが
とっても心残りだけど、
この日は3時間で伝えられる
全ての事は伝えたので、あとはみんなが堂々と、
歴史ある〇〇中学演劇部の最後の学内発表会で、
有終の美で飾るためにも、しっかり稽古をしてほしい。
みんな!
ずっと演劇を好きでいてちょうだいね!
そんな想いを胸に学校をあとにして、
この日の夜、中学生に負けない「熱さ」で、
「暑い」稽古場だという事を忘れるくらいの
迫力で稽古を行い、
本日は、
午後1時よりボランティアスタッフの
及川さん、大木田さん、
そしてベテランの堀野さんという
強力な助っ人の皆さんも参加していただく中、
メンバー全員でダイレクトメールの発送作業を行い、
夜は、昨日よりもあち?サウナ状態の稽古場で
汗を流したのでした。


