Page20-「本番6」
町子が自殺未遂。怪我で立ち回りができないひろし
このままでは初日の幕が開けられない。戸惑う団員達。
その時、明美が1本の刀を手にする。
それは中沢がかつて使っていた「刀」だった。
もう一度、刀を手にして欲しいと望む明美
中沢のおかげで自分の夢を思い出したという淳子も
「一緒にやろうよ」と言葉をかけますが、
中沢の気持ちは・・
そこへ、東京へ行ったはずの香が戻ってきました!
東京駅に着いて思いが変わった香
それは「彼女」との再会があったからでした。
回想シーン「東京駅」
楽屋まで訪ねてくるほど香のファンだと言っていた
真子と偶然再開した香。
高山芸術座で香の歌を聞き。勇気を貰った。
キラキラ輝く香を見て、自分もキラキラしたいと
願ったと話す真子。
真子の言葉に自分の本当の気持ちに気づいた香は
中沢にも「勇気を出して」と伝えますが…。
1歩踏み出す勇気。
迷う中沢の背中を押したのは座長の言葉でした。
ようやく夢にたどり着いた中沢
封印されていた時間が解き放たれ、真の初日が幕を開けました。
エピローグ
黄色いドレスの横溝が高山芸術座のその後を語ります。
町子と庄平は元気を取り戻し、明るく人生をリスタート!
二人の歌姫とかつてのアクションスターを加えた
高山芸術座は活気を取り戻しました。
お客様へ夢と勇気と希望を届けるため、
今日も高山芸術座の幕は上がります。