「今だから話せる後日談」  Amatias

第44回公演「ふたりのゆめ」は、大成功のうちに無事幕を下ろしました。
様々な角度から支えてくださった皆様、受付や舞台スタッフの皆様、
そして劇場に足を運んでくださったお客様があってこそ
成功に結び付いた舞台なんだと、感謝の気持ちであふれています。

公演が終って、約1週間後には反省会&打ち上げが行われるのですが、
ピリピリと張りつめた緊張感からようやく正気に戻って、
あちらこちらで後日談が語られるのも、またほっこりとした気持ちになれるんです!
特に場当たりやゲネプロなど、本番を迎えるための最終準備の間には
絶対に笑えないような小さいトラブルとか、
劇場入りしてからじゃないと確認できない部分もたくさんあるので、
「あのときそんなことがあったのかぁ」とか「そんな風に考えていたんだぁ」みたいに、
緊張が解けたからこそ語られる後日談に、公演が無事に終えられた安堵感を感じます!

そんな私も後日談を一つ話すと、
2幕の最初の知世の思い出が語られる回想シーンで、
きっかけはいまだ不明ですが本番1週間前から涙腺崩壊してしまう現象が…!
この部分は、BGMでも様々な感情にどれだけ柔軟に寄り添って演奏するか、
当日の朝まで実は悩むことの連続でした。
それまでの稽古では冷静にこなせていたのに…♪
あふれてくる感情はどうにもならないなんてことも聞いたことがありますが、
それにしても何かいい対策はないだろうかと本気で考えてしまいます。

次回の板橋公演もすでに日にちは決まっていて、
この休養期間にそこに照準を合わせて、
今からできる準備を整えて新たな気持ちでエンジン始動していこうと、
お気に入りの音楽を聞きながらパワーチャージしようと思っています♪


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