「やっぱり本番は…」  四枝美和

第44回公演「ふたりのゆめ」無事終了することができました!
ご来場くださりありがとうございました!

また今回の公演にあたり協力してくださった舞台スタッフの皆様、
ボランティアスタッフの皆様も本当にありがとうございました!

本番が終わり、顔合わせから約4ヶ月ほど続いた稽古もなくなり
ちょっと心にぽっかり穴が空いたような、
なんか物足りないような気持ちになっています。

毎回思うのですが、
やっぱり本番は大変なこともあるけど楽しいことの方が多いです。
それは稽古ではわからなかった舞台セットや照明がついて
臨場感が湧くというのもありますが、
何よりもお客さんがいることによって
今までやってきたものが伝わっているという実感があるからです。

稽古ではわからなかった反応や笑いや感動が届いているのがわかると
とても嬉しい気持ちになりますし、最後にお客さんからの拍手がもらえた時は
大変な稽古でもやってて良かったなといつも思います。
それにお客さんの反応でもっとこうしたい、
もっと面白くしたいなど新しいアイディアも生まれているように思います。

そして今回の公演でまた一つ感じたことがありました。
それは舞台は1人で作るものではないということです。
それは共演している皆さんや演出家の方、
舞台スタッフさんや当日のスタッフなど多くの人が関わっていることももちろんですが、
何よりも来ていただいたお客様が客席にいて
初めて舞台というのは成立してくのだと思います。

今回の「ふたりのゆめ」では演技について本当にこれでいいのか、
お客さんにどう見せたら楽しんで頂けるのかを考えながら本番に挑みました。
なので最後の拍手を聞いた時や終演後やアンケートなどで
お客様に良かったと言っていただいて嬉しい気持ちとそんなお客様にもっと楽しんで頂けるよう、
これからも精進していきたいと心に決める公演になりました。

本当にありがとうございました!!!


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