「本番を迎えられた事の有難み」  須藤あゆみ

2月も後半に差し掛かってきましたね!
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は1月26日、27日の公演が無事終演し、ホッとしています。

公演に関しては様々な反省点もあったのですが、
私はまず公演が行えたことに誰よりも感謝したいなと思っています。

今回の公演は不安との戦いでした。
私の不安の半分を占めていたのは、「劇場にたどり着けるか」という問題でした。
どういうことかというと、交通機関が止まってしまうのではないか、ということです。

要因の一つとして、
昨年7月に出演した際には全く気にする必要がなかった、
「雪」がありました。

山形は雪が降っても、ある程度交通機関は動きます。
(実際X、(旧Twitter)で#大雪 #学校休み 
などという関東地方の投稿を見ようものなら、
どうして私たちも学校が休みにならないのだと、
高校時代みんなが嘆いていました。)

今回の公演は学校のテストが被ってしまい、
本当は出演出来ないだろうと思っていたのですが、団長に思いを伝えたところ、
テストを受けてから参加という形でも大丈夫と受け入れてくださり、
参加しようと決意しました。
そのため、場当たりの日であった25日は、
大学でテストを受けてから劇場へ向かうという予定だったので、
皆さんに迷惑をかけてしまう分、一刻も早く劇場に着かなければ!
という気持ちでいっぱいでした。

しかしここで雪が降ってしまうと、
道路上では皆慎重に車を走らせるので混雑し、
駅に到着する時間が遅れてしまいます。
そうすると、スケジュールはギリギリ新幹線に間に合う予定で組まれているので、
当然間に合いません。

またもう一つ心配な点がありました。それは自然災害です。
元旦に起こった地震がより不安を掻き立てた気がします。
こればかりはどうしようもないのですが、
起きてしまった際に道路、線路が壊れて通れないとなれば、
距離が遠い私にはもうなす術がありません。
当時は何が何でも劇場に向かおうという気持ちしか無かったったので、
最悪の場合は真面目に走ることも検討していました。
後々Googleで所要時間を調べたのですが、
徹夜で80時間かかると知り、多分走っても間に合わない事に気づきました。

そんなどうしようもない心配がありましたが、
大変有難い事に、無事スケジュール通り動くことができました。

舞台が無事終わった事にも感謝していますが、
今回はまず何事もなく全員で本番を迎えられる事がどれだけ幸せな事か痛感しました。

これからも感謝の気持ちを忘れず前進していきたいと思います!


共有: