写真館44-Page22 「本番その1」

今週から数回に分けて
第44回公演「ふたりのゆめ」
本番の様子をお届けします!

照明が落ちると
ピアノとヴァイオリンによる
「ゴンドラの唄」の演奏が始まります。

演奏と共に知世がマグカップを持って
老人ホームの共有スペースに現れます。

舞台が明るくなると、
老人ホームの住民の吉野がやってきます。

吉野がウォーキングに出かけた後、
追いかけるようにして
同じくホームの住民の健三もやってきました。


二人が出かけて静かになった老人ホーム
知世がコーヒーを飲んでいると、
ホームの職員の立花が入ってきました。

立花が知世に来客を伝えると、
知世は準備をすると言い出ていきました。
そして入れ違いに老人ホームの住民の
山本が誰かを探してやってきました。


一方、応接室では音楽事務所「オーシャンミュージック」
の岸本の前にお洒落をした知世が現れます。

岸本は知世に「行方知れずのあの人歌合戦」という
番組のオファーをするためにやってきましたが、
もう歌は歌わないと断られてしまいます。




時を同じくして、
京都府綾部市にある小さな居酒屋「門出」では
今日も地元スーパーの主任の田代と
パートの照代が飲んでいます。



居酒屋の女将の恵津もまた
田代の仕事の愚痴を聞きながら励まします。


そこへ、仕事を終えた演歌歌手の
吉崎ゆかりがやってきます。


居酒屋門出の名物、焼うどん定食を食べて
田代、照代と談笑しています。


そんな中、居酒屋の常連で恵津にゾッコン(?)
の源助(源さん)が来店します。


源さんも加わり、
みんなで仲良く乾杯です!


場面が変わり
ある日の老人ホーム。
いつものように一人で過ごす知世さんのもとに
職員の立花がやってきます。

立花は健康のために外出を提案するも、
断られてしまいました……

そこで、来月ホームで行われる
30周年記念パーティーで
知世に歌を歌ってくれないかと尋ねます。

そしてこれも、
当然断られてしまいました……

また場面は変わり、
オーシャンミュージックの事務所内。
オファーを断られてしまった岸本と
社長が話をしています。



「行方知れずのあの人歌合戦」
に出演してほしかった社長さん。
オファーを断られてがっかりしています。


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