Page13–「『ふたりのゆめ』 綾部公演成功までの軌跡。」

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団長の独り言 2025.09.05-①

「『ふたりのゆめ』綾部公演成功までの軌跡。」

思い起こせば約2年前、
「ふたりのゆめ」の視察という事で、
劇団メンバー数名と、
綾部日帰りツアーを行った。

その時、劇中に登場する
「中丹文化会館」も見学をしたのだが、
大きな劇場と客席の立派さに感動し、

「こんな素晴らしい劇場で
公演が出来ればいいね」

とその時は、
話をしていたのだが、

2024年1月、
麻布区民センターで初演を迎えた
「ふたりのゆめ」を御覧になった
京都府議の
四方源太郎先生との出会いから、
「ふたりのゆめ綾部公演」が
ゆっくりと動き始め、

幾度となく
「演劇まちづくりの会」
代表の後藤さん四方さんとの
メールや電話での打ち合わせや、
綾部でのワークショップを行いつつ、
皆様との交流を少しずつ深めながら、
着実に「公演成功」に向け、
前へ前へと全ての事を進めてきた。

そして迎えた
2025年の9月7日!
約700名ものお客様が
お越しになった中、
笑いと涙と大きな拍手に包まれた、
「ふたりのゆめ綾部公演」は
大成功で幕を下ろす事が出来た。

その様子を、今回も日記形式で
お届けしたいと思います。

9月5日(金)
この日、台風11号が
静岡から関東に接近するらしく、
大雨洪水警報まで出る始末。

無事綾部入り出来るのだろうか?

不安を抱えつつ、午前6時20分、
東京駅八重洲中央口改札に到着すると、
すでにほぼすべてのメンバー達が
顔を揃えていた。

待ち合わせ時刻は午前7時なので、
みな台風の影響を心配しての
早めの行動だが、
お揃いの綾部公演バージョンの
Tシャツを着こんだメンバー達は、
笑顔、笑顔、笑顔!

総勢20名の
劇団ふぁんハウスご一行は、
7時30分東京発のN700Sという
最新型車両に乘りこみ、いざ綾部へ。

新幹線の車内では、
乗車するとすぐに朝食を摂るもの、
おしゃべりをするものと
誰も彼もなんだか楽しそうで、
まるで修学旅行のような雰囲気の中、
約2時間ちょい、
定刻通り京都駅に到着。

ここで特急に乗り換えるのだが、
乗り換えまで約30分間あるので、
全員が京都駅新幹線乗り場構内の
おみやげやさんへ。

本当は綾部名産のおみやげを
綾部で買いたいところでは
あるのだが、綾部入りしてからは
怒涛のスケジュールなので、
おみやげをのんびり
買う時間は取れない。

そこで集合時間を決めて、
みな「京都みやげ」散策。

約20分間ではあるが
それぞれが「京都みやげ」を
袋一杯に持ち、
山陰本線乗り場へと移動していると、
携帯で情報収集していた小路さんが叫ぶ。

「新幹線、台風の影響で
掛川で止まっているそうです!」

危機一髪。
1本遅い新幹線に乗っていたら
予定は大幅に遅れていたのは確実。
ついているぜ!劇団ふぁんハウス!

予定通り特急「はしだて」に乘り込む。
私は、「綾部公演」が
決定してからというもの、
毎月のように綾部に伺ってきたけれど、
全メンバー達と共に
綾部に降り立つというのは、
なんとも感慨深い。

ちょっぴり感傷に浸りながら、
流れゆく山々の景色を眺めていると、
約1時間で綾部に到着。

お揃いの黒の公演Tシャツを着た
ふぁんハウス軍団20数名が
綾部駅の改札を出ると、
「演劇まちづくりの会」
代表の後藤光さん、
顧問の四方源太郎さんを
はじめとするメンバーの皆様が、
お出迎えをして下さっている。

まずは後藤さん、四方さんと
笑顔で固い握手!

その握手の意味は、

「色々あったけれど、
ここまでたどり着きましたね!
みんなで綾部に来ましたよ!」

という意味と、

「これから本番終了まで
全力で行きましょう!」

という
エールの交換のような握手だ。

各メンバー達は、
「初めまして!」
「よろしくお願いします!」等、
あちらこちらでご挨拶。

他の乗降客からは、
「なんだ?この軍団は?」
と思われたかもしれないね。

駅ロータリーに行けば、
会の皆様方がご自分の自家用車を
出して下さっていて、
我々劇団ふぁんハウス軍団は、
数台の車に分かれて乗車し、
向かうは中丹文化会館!

みんなは、どんな想いで
初めて見る
綾部を眺めているのかなぁ?
なんて事を考えながら、
私は四方先生の車にて
中丹文化会館へ。

劇場に着くと、大勢の
「演劇まちづくりの会」の皆様が
笑顔いっぱいで
玄関で待って下さっている。

どの方も私にとっては
顔見知りの方々ばかり!
なんだか嬉しくて、
すでに涙が出そうになりながらも、
とにもかくにも全員で楽屋入り。

大きな荷物をどさっと置いて、
予め宅配便で送っていた
荷物のチェック等を各自済ませると、
お昼時という事で、
まずはお弁当タイム。

後藤代表が手配して下さっていた
地元の高級弁当!

美味しい!
ほんまに美味しい!

後藤さんが選びに選んで
下さったお弁当だそうで、
真心のこもった
おもてなし弁当を食べ終え、

すこーしだけ休憩をした後、
舞台監督の高橋さんが中心となり、
舞台美術の三井さん、堀越の兄貴達は、
綾部チームの大道具リーダー小嶋さんが
中心となり、
前日に搬入をして下さっていた
大道具のチェックと、
建て込みの打ち合わせを行い、
いよいよ!怒涛の
仕込み作業がスタートしたのでした。


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