Page10–「新年を迎えて」

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団長の独り言 2026.01.01

1月1日 元旦 「新年を迎えて」

新年あけまして、おめでとうございます。
2026年の幕開けです。

昨年は京都府綾部公演が実現し、
綾部の皆様に受け入れられ、
皆様の温かさと優しさと笑顔を
我々のエネルギーにして、
劇団ふぁんハウスはさらに成長し、
飛躍という言葉が
ぴったりの年となりました。

その思いを胸に、
今年の劇団ふぁんハウスは、

1月23日(金)から1月25日(日)まで
港区麻布区民センターにて
「夏の夜空へ麻布公演」、

2月28日(土)には、西麻布にあります
「霞町音楽堂」
にてパフォーマンスライブ、

そして8月には49回公演(新作)、

その翌年に記念すべき50回公演と
活動予定が決まっております。

今年もパワフルに、
「夢」と「希望」と「勇気」の沢山詰まった、
劇団ふぁんハウスらしい心温まる
楽しい芝居を創ってまいりますので、
本年も劇団ふぁんハウスを
よろしくお願いいたします。

さて、その劇団ふぁんハウス、
昨年末の
12月27日(土)、28日(日)も、
真剣勝負の稽古を繰り広げた。

27日(土)は、後半の通し稽古、
28日(日)は前半の通し稽古
だったのだが、
諸事情が重なり出演者2名が欠席。

そんな中での通し稽古となったけれど、
メンバー達が手分けして、
自分の出番ではないタイミングを見計らって、
素晴らしい「代役」を務めてくれたおかげで、
とっても充実した2日間の稽古となった。

代役というのは、その役のセリフを
ただ言えばいいってものではなく、
出来上がった芝居のテンポを崩さず、
動きからセリフの物言いまで
「本役」の役者と
同じように行わねばならず、
ましてや
「通し稽古」となると尚更そうで、
実はとっても責任重大な大役。

前回もお伝えしたけれど、
「通し」というのは、
これまでの抜き稽古とは
緊張感がまるで違う。

そんな時に代役の役者が、
「代役をやりたいから」
という、
自分勝手な理由で代役を買って出て、
本役とまるで違う芝居をしてしまうと、
ただのお遊びになってしまい、
正直稽古にも何もなりゃしないが、

今回の代役の皆さんは、
「通し稽古を円滑に進めるため!」
という責任感から、

自分の役に集中したい中で
あるにも関わらず、真剣に代役を務め、
「前半」「後半」と分けての
通し稽古を行ったら、
動きからセリフの間合いまで
ほぼ「本役」と同じタイミングで
演じてくれたので、
大きくテンポが崩れる事もなく、
集中した通し稽古が出来たように思う。

その芝居を観ていて感心したのは、
代役を演じる皆さんが、普段から
人の芝居もキチンと観ているという事。

稽古を進めていく上で、
動きやセリフは
どんどん変更していくのだが、
代役の皆さんは、
その変更をちゃんと把握していて、
すべてキチンと対応している。

それって実は本当にすごい事。
代役をやると、
事前にわかっていたわけでもないのに、
すぐさま対応出来てしまうということは、
普段からいかに真剣に稽古を観ているか?
って事だ。

そうした皆さんの協力で、
芝居全体の雰囲気やテンポも崩れる事なく、
通し稽古はいつもと同じように
進める事が出来たけれど、
同じ動き、同じセリフ、
同じテンポで演じても、
演じる役者が違えば、
個々の演じる役者の個性が出ていて、
とても面白く観させてもらった。

特にふみかちゃん(中村ふみか)
が代役を行う役は、
動きもセリフ回しも間合いも、
本役の役者と全く同じように
演じてくれているのに、
本役とはまるで違った個性が光り、
「なるほど!こういうのもありだなぁ~」
と思える芝居を披露してくれて、
そんな彼女の芝居を受けた共演者達も、
いつもと同じ芝居をしているはずなのに、
相手役が変わることでノリも違ってきて、
別のシーンをみているかのようだった。

いずれにしても、
代役を行う役者の皆さんの
新たなる魅力が発見出来た
貴重な稽古となった。

しかし、
いくら新鮮な芝居とはいえども、
そこはあくまでも「代役」なのであり、
本番に挑むフルメンバーでの稽古のほうが
絶対なのは当然の事。

そのことを肝に銘じて、
いよいよ始まる昼夜連続稽古では、
キャスティングされたことへの責任を持ち、
「覚悟」を決めて、本番を見据えての
更なる充実した稽古を行い、

1月の本番時までには、
最高の「夏の夜空へ」を完成させます!

それでは皆様、本年も劇団ふぁんハウスを
よろしくお願いいたします。


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