「自己紹介」 生島唯斗

皆様、初めまして。
今回から記事の投稿をさせていただく事となりました、
生島唯斗と申します。
初回となる今回は、皆様に私の事や視覚障害の事を知っていただくべく、
簡単に自己紹介と普段どのようにして
稽古に取り組んでいるかを紹介していけたらと思います。

私は、生まれつきの視覚障害で、子供のころからずっと点字を使用しています。
本業はあんまマッサージ指圧師として、治療院に勤務しており、
土日に稽古を行っています。

皆さんの中には、
このような疑問を感じた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「セリフってどうやって覚えているんだろう?」
今回はそのような疑問にお答えしていきます。

まず、あらかじめ台本の原本をテキスト版などパソコンや
携帯のスクリーンリーダー(音声読み上げソフト)を利用し、
あらかじめ全体の作品概要を把握します。
そのうえで、稽古場に持ち込めるように、
「ブレイルメモ」という持ち運びが簡単にできるパソコンのような機械で
自分のセリフ部分を抽出してセリフを覚えられるようにします。
その間に点訳作業を同時並行でしてもらうのですが、
平均的にはこの作業に2~3週間はかかるので、
その間は細かくメモが取れるブレイルメモを使用して稽古に臨んでいます。
そしていよいよ点字台本が完成すると、台本を持っての稽古がスタートです。
通常、皆さんが読んでいる活字(視覚障害者の業界では墨字と呼ばれています)は、
大体90ページ前後ですが、点字に点訳するとその倍ぐらいのページ数になります。
ちなみに、参考までに今回の
「ふたりのゆめ」のページ数は150ページ、
そして前回の「夏の夜空へ」のページ数は186ページでした。

という事で、今回は私の紹介と、
稽古に臨むまでの経過について記事を書かせていただきました。
今後も皆さん応援よろしくお願いいたします。


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