「浅草の思い出」 Amatias

「人生芸夢」の稽古が始まって間もない頃、レビューの音楽がどういうものなのかを勉強しようと、
団長から浅草にある木馬館というところで毎日のようにレビューショーが行われていることを聞き、
早速観にいきました。
その日は、日本舞踊と時代劇の二部構成で、舞台と客席が完全に一体化した感覚で、
軽快な音楽とテンポが良く迫力ある舞台でした。
そのレビューでは結構ヒップホップ系の音楽が多く使われていた印象でしたが、
今回の作品にどう生かしていくかが大きな課題です。

浅草と言えば、私が通っていた大学も結構至近距離だったので
大学生の頃は授業がない時間にふらっと浅草に友達と繰り出すこともよくありました。
たとえば、午前中1時間授業が入っていない時には、
友達お勧めの甘味所であんみつを食べて午後一のレッスンに備えたり、
その日の授業が早く終わる日は仲見世通りを散策することもあったり、
ちょっぴり豪勢なときは水上バスで豊洲まで出かけたこともありました!
それくらい、当時の私にとっては浅草はかなり身近な遊び場であり(笑)、
気持ちをリセットしたりリフレッシュできる場所でした。
そのときとはお店の並びや雰囲気は少し変わったのかも知れませんが、
観劇前に浅草散策をしたことは言うまでもありません。

まだまだ先だと思っていた本番の足音が、少しずつ聞こえるようになってきて
徐々に気持ちも焦り始めています。
浅草で観たレビューショーのイメージを重ね合わせて、
もう一踏ん張りして納得のいくBGMを作り上げていきたいです!


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