Page17-「本番3」
「高山芸術座」は不安を抱えながらも日々興行を続けています。ある日、漫才師ひろしが不甲斐ない様子で楽屋に戻ってくると、スタッフの横溝がボーっと椅子に座っていました。
どうやら今日、新人の香がデビューするようです!
先を越された?横溝は複雑な「おんな心…。」
やがて美しく変身した香が登場!
そのキラキラに横溝も圧倒されてしまいます。
初めてステージで歌う香
香のキラキラした姿に団員達も大喜び!
するとそこへ再びあの男が登場。買収王の中沢です。
交渉が進みホテルの買収が決定!高山芸術座は
ホテルの恩恵を受けられなくなりました。
存亡の危機に迫られます。
それでも女将は、自分たちの手で劇団を続けようと
皆んなを奮起させます。
皆んなの力で立ち向かおうと決意する団員達!
が、具体的な策は浮かばず。でも、せっかく纏まった
団員達の気持ちは大切にしたい。
創立メンバーである三人が知恵を絞るも妙案は浮かびません
そこへ淳子から「自分では無く香で勝負しよう」との提案が
「世代交代」その言葉が重く響くのでした。
2幕へ続く