「挨拶代りの曲選び」 Amatias

このご時世の中での公演を終えて間もなく1ヶ月が経とうとしていますが、
今なお全国的に感染者数が増え続ける中で、そんな状況下でも
劇場に足を運んでくださったお客様がたくさんいらっしゃったことに
更なる感謝の気持ちが湧きあがって来ています。
冬の赤坂公演のときもそうでしたが、直前まで本当に
公演が開催できるのかという不安に何度も押しつぶされそうになった分だけ、
いつもにも増してやりきったという気持ちであふれていました。

どの公演からかは忘れてしまいましたが、カーテンコールでの紹介を受けて、
お客様への挨拶代りにワンフレーズ演奏することも恒例になっています♪
それは、その公演にちなんだ曲とか、タイトルに「夢」や「希望」などの言葉が入る曲とか、
耳にするだけで元気が湧いてきそうなイメージの曲など、実に様々です。

赤坂・板橋での「ざ・クリーンキーパー」はいずれもコロナ禍での公演だったので、
挨拶代りの曲選びとは言えども、選曲のテーマを何にしようか少々苦戦しました。
誰でも知っていそうな馴染みの曲でいて、
メッセージ性が強いものという二つの条件からひねり出したのが、
赤坂公演では感謝の気持ちを伝えたいということで、
いきものがかりの「ありがとう」、
板橋公演では「この時期だからこそ大事なものを思い出してほしい」、
「困難に負けない気持ちとか、目標に向かって信じてやり遂げたい」といった思いを、
大事MANブラザーズバンドの「それが大事」に込めました。
この曲は歌詞そのものもとても勇気づけてくれる力強いもので、
「コロナ禍で聞きたい曲リクエスト」なんて番組があったら、
きっと上位に入るかも知れませんね♪

そうそう、8月15日の夜21時から、板橋版の「ざ・クリーンキーパー」
の映像配信が行われます。
やむなく劇場へ行かれなかったという皆さん、
もう一度あの感動を味わいたいという皆さん、特に必見です。
皆様のご来場、お待ちしております!!


共有: