「西武所沢の思い出」　　福岡美佳

皆さん、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか？
私はふぁんハウスの稽古の他、母と西武所沢ショッピングセンターに行ってきました。

所沢が実家ということもあり、西武所沢とは開業当時（1986年）からのお付き合いです。
子供の頃は、休みの日によく家族で出掛けていて、家族団欒の思い出の地でもあります。
最上階にある和食レストラン「清元」で景色を眺めながら、
せいろご飯を食べるのが至福の時でした。また、本売り場で立ち読みをしたり、
おもちゃ売り場で遊んだりしたこともよく覚えています。
西武ライオンズが優勝した時は「優勝セール」が行われ、
店中にライオンズの応援歌が流れてお祭り騒ぎでした。

ただ、時代の流れで西武所沢も様変わりし、
2019年には「西武百貨店」だったのが「西武所沢S.C.（ショッピングセンター）」
にリニューアルされ、百貨店からショッピングセンターに業態転換されました。
直営の店舗（靴売り場、ファッション小物売り場、おもちゃ売り場など）が減り、
GU、無印良品、ビックカメラ、ABC Martなどが出店され、
従来とは大きく雰囲気が変わりました。
「清元」も2022年に閉店し、思い出の一部が失われるような一抹の寂しさを感じました。

とは言いながらも、GUやABC Martで服や靴をお手頃な価格でゲットしたり、
開業当初から西武が直営している喫茶店「カフェ コスモ」で
お茶を楽しんだりもしました。

特に「カフェ コスモ」は古き良き喫茶店の雰囲気がとても良く、
母と一緒に食べたナポリタンとコーヒーもすごく美味しかったです。
喫茶店マニアの方にはたまらないお店だと思います。

また、2017年にできた「茶寮 伊藤園」は、
お茶や抹茶を使った飲み物やお菓子が食べられて、
買い物の合間に一休みしたい時にとても良いお店です。

今、都内に住んでいて、池袋や渋谷の西武の方が距離的には近いのですが、
休みの日は子供の頃から慣れ親しんでいる所沢西武にまで足を伸ばすこともしばしばです。

これからも、子供の頃の思い出の場所であり、
大人になった今も憩いの地となっている所沢西武がずっと在り続けますように！

そして、25年の歴史を持つふぁんハウスの公演も、皆さんの思い出や、
感動を味わう場となってこれからも続いていくことを願っております。

7月の「ふたりのゆめ」の稽古を重ね、
それに伴い、グレードアップを重ねております。
初めての人はもちろん、1月の麻布公演をご覧になった方にも
きっと楽しんでいただけると思います！