Page22–「時間との向き合い方」(ますだゆみ)

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団長の独り言 2026.03.24

「時間との向き合い方」  (ますだゆみ)

今週も、団長の平野恒雄に代わり
公演終了後の特別編として
ますだゆみの独り言をお届け致します。

1・2月の本番が終わり
次の作品の稽古が始まるまでのほんの束の間。
ふぁんハウスメンバーは「充電期間」に入っています。
制作的な仕事は継続していますが
1年の活動としては一区切りついた状態です。

この間、私は何をするかと言えば
まずは身体のメンテナンス!
稽古中から本番までは身体を酷使するので、
色んなところを痛めガチです。
特に私は知らぬ間にあちこちアザだらけ
な~んて事が日常茶飯事!
それはきっと身体が安定していないから
つまづいたり、ぶつかったりするんですねぇ。
ブレてしまった芯を整え直す為に
日舞のお稽古も再開しました。

又、外身だけでなく、中身を整える事も大切
普段会えない人と会ったり、
のんびり海を見に行ったり、
観劇や美術鑑賞で心に栄養を取り込むことも
心がけています。
いろんなものを取り戻す、
そんな時間でもあります。

「時間」と言えば、2025年の公演作品
「夏の夜空へ」の中に好きなセリフがあります。
「世の中、たくさんの不公平があるけど。
唯一公平なのが時間。
その時間をいかに有効に使うかで
後悔しない人生が送れるの」

そこそこ長い年月を生きてきた私ですが
「あの頃、これをやっておけばよかった」
「今まで何をしてきたのだろう」
「あの日を取り戻せたら…」と
後悔する事は数知れず。
なので、このセリフを初めて聞いたときは
とても胸に刺さりました。

限られた時間の中で何をするか
何が出来るのか、そんな事を考えていると
ぼーっと過ごしている事が
もったいないと感じます。
今、このタイミングで可能な限り
やれる事はやる!諦めない!
これが最近の私のモットーとなっています。

そして、自分の為に使う時間も大切ですが
「誰かの役に立てる時間」が作れたなら
素敵な事だなぁと思います。

演劇はまさにそんな時間の使い方ができる
場かもしれません。

劇場にわざわざ足をお運び頂き、
ほんの2時間あまりとは言え
一日のうちの大切な時間を
私たちのお芝居を観るために
時を共有してくださるお客様。

そのお客様に、楽しんで頂ける時間
笑顔になって頂ける時間
劇場を出る時に、心が軽くなったり
小さな一歩を踏み出すきっかけになる
そんな時間をお届けする事ができたなら
最高にうれしい事です。

その為には自分自身も楽しく、
心豊かに日々を過ごしたいと思っています。

間もなく出会う新しい作品と
その向こうに待っていて下さる
お客様の事を思い浮かべつつ
稽古再開の時をワクワクしながら
待つ日々です!


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