「先週は映画鑑賞ウィークでした!」 福岡美佳

「久美・美容室物語」本番から2週間が過ぎました。
土日はみっちり稽古だったのがなくなり、
ちょっと稽古ロス・お芝居ロスになっていたこともあってか、
1週間で映画を一気に3本観ました。

「ウエスト・サイド・ストーリー」、
「中島みゆき 劇場版ライヴ・ヒストリー2007-2016」、
「娼年」の3本。

サクッとレビューします。

「ウエスト・サイド・ストーリー」

ニューヨークのウエスト・サイドで暮らす移民の若者達がグループを作り、
あるグループの元リーダーと、
そのグループと対立関係にあるグループのリーダーの妹が恋に落ちるというストーリー。
ニューヨーク版ロミオとジュリエットとも言える、
ミュージカルとして有名な本作品をスピルバーグ監督がリメイクしたものです。

歌やダンスの迫力に圧倒され、特に「トゥナイト」の歌唱シーンでは、
5年前の扉座研究所卒業公演「LOVE LOVE LOVE 20」の時、
全員で歌い踊ったのを思い出して胸が熱くなりました。

「中島みゆき 劇場版ライヴ・ヒストリー2007-2016」

「ファイト!」「空と君のあいだに」「命の別名」等、
ある時は背中を押され、ある時は寄り添ってくれた
中島みゆきさんの歌を大きなスクリーンと音で楽しみました。

いつか中島みゆきさんの生の歌声を聴いてみたいなと思いました。

「娼年」

名門大学の学生がひょんなことから男娼として働くようになり、
女性達との出会いを通してその仕事にやりがいを見出し、
人生観を変えていくというストーリー。

R18ということもあり性描写が際どく、
劇場でこれを見るのはちょっと恥ずかしいなと思いましたが、
様々なバックグラウンドを持つ女性達に寄り添おうとする男娼(大学生)を
松坂桃李さんが体当たりで演じているのがよかったです。

今、稽古がないのがちょっと寂しいのですが、
この機会に様々な作品を観て、自分の芸の肥やしにしたいと思います。


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