「殺陣の稽古で感じたこと」 小山恵子

「人生芸夢 〜夢のとおり道〜」の稽古で、
日曜日は殺陣をやりました。

団長から殺陣の心構えから基礎的な動きまで
丁寧にとても分かりやすく教えていただきました。

刀(木刀)を手にするということは戦いに臨む、
相手を倒すという気持ちで構える。と言って
正眼の構えをした団長の目や姿は気迫に満ちて、
周りの空気まで変わっていました。

構えるだけでぜんぜん違いました!

若い頃、時代劇(特に忍者もの)が好きで
映画「百地三太夫」、「里見八犬伝」、「伊賀忍法帖」、
TV「影の軍団」等、夢中で観ていました。
忍者の衣裳を着ると当然、目の部分しか見えませんでしたが、
闘志に燃やした目がとても印象的でした。
あの目は演技力だけではなく、
日頃の訓練で培われた精神力の強さが現れていると思いました。

「人生芸夢 〜夢のとおり道〜」では、
芝居の稽古はもちろんのこと、
学ばなくてはならない芸事がたくさん出てきます。
基礎からしっかりと学ぶ、
謙虚で真剣な気持ちをもって稽古に臨まなくてはと
改めて強く感じた私でありました。


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