「舞台観劇」 鈴木千秋

観に行こうと予定していた舞台が、
コロナの関係で急きょ中止になりました。

SNSのタイムラインでも、
公演中止や延期の知らせが度々流れてきます。
こういったお知らせは、本当に胸が苦しくなります。

舞台等の稽古をしたり、
公演を行い、完走させることは、
今まで以上に難しいことだと感じています。

「ざ・クリーンキーパー」は、
コロナ禍での開催ではありましたが、
なんとか無事に終えることができました。
これから始まる、次回公演に向けての稽古も、
今まで以上に感染症対策をして、
気を緩めずに準備していきたいと思っています。

さて、このような時期ではありますが、
久しぶりに舞台を観に行きました。
(中止になり観劇できなくなった先日の舞台は、
オンライン配信があるようなので、それを観劇しようと思っています。)

今回拝見した舞台は客席数を半数以下に減らし、
感染症対策をしたうえでの公演です。

大声を出して笑ったりすることはできませんが、
集中して舞台を楽しみました。

約2時間の舞台、
出演していた役者さんたちも、
さすがプロの素晴らしい芝居で、
非常にテンポよく進むので、
まったく飽きることがありません。

役者さんが格好つけているのではなく、
まるでその人がいるかのような、
ダサさがカッコ良かったりするような人間くささがあり、
もちろん魅せるところは魅せる美しさや、カッコ良さ、
心に響くものがあり、
その人々や物語の虜になりました。
舞台セットや照明、音響、演出も良かったです。

終演後も気になって、
その芝居について話したくなる、
そんな芝居でした。
(いいお芝居を観たあとは、ネット検索したりして、
他の方の感想なども読みたくなります。)

テンポのいい芝居というのは、
ふぁんハウスでも、いつも言われていることです。
次の劇団ふぁんハウスお芝居がどのような物語になるのかまだ分かりませんが、
いいお芝居を作っていきたい!と心から思っています。
気持ちを上向きにして参ります!


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