「効果音でもイメージづくり」 Amatias

「久美美容室物語」の稽古場は、毎回白熱しながらも
ほのぼのとした雰囲気にもあふれています。
その証拠に、お互いを名前で呼ばずに自然と役名で呼んで会話していたり、
「役づくりで○○の美容室を見つけて覗いてみたんだけどね」
といった言葉が飛び交っていたりと、
なんだか美容室に来ているような感覚さえ感じています!

毎回BGMプランや演奏法でも本番の直前まで
あーでもないこうでもないと試行錯誤していますが、
何年か前から効果音も同時に担当するようになりました。
中学生くらいの頃に、効果音が収録されたCDがあることを知り、
しばらくは夢中になって様々なタイプのCDを買いあさるほどでした。
ただ、「効果音全集」とか「効果音ベストセレクション」みたいに
似たようなタイトルが多いので、面白そうだなぁと思って買ってきても
同じ音がダブってしまうなんてこともしばしばでした♪(汗)
そんな風にして集めた効果音の一部を、稽古のときから様々な形で使用しています。
最近では、台本をいただくとBGMはもちろんですが、
ト書きに書かれている効果音から実際にこれに近いものを鳴らしながら、
ビジョンを思い浮かべることも少なくありません。
そこから発展して、メロディーにつながることもありますが…。

現在は、クライマックスで流す予定の効果音で少々悩んでいます。
クライマックスなので詳しくは触れられませんが、
実際に録音したものと市販のものを
どのように組み合わせればしっくりくるのか、パズルで最後のピースが
なかなかはまらないみたいな歯がゆい気持ちです。
それでも、台本をさらに読み込んでイメージを膨らませながら、
「これだ!」としっくりくる効果音を完成させていきたいです!


共有: