「マンドリンレッスンとお芝居と」 福岡美佳

高校・大学の頃(と、社会人になってから数年)弾いて以来
ブランクのあったマンドリン(イタリアの弦楽器)を
久々に弾くようになってから約5ヶ月が経ちました。

左手指先の豆の痛みとの戦いも何とかクリアし、
指先の皮は固くなって弦を押さえても痛くなくなってきています。

自己流でただ弾いているだけではなかなかモチベーションが上がらないので、
不定期にですが、レッスンも受けることにしました。

レッスンで先生から「右手首に力が入り過ぎている」「左手の動きに無駄が多い」等、
今まで気付かなかった、学生時代から染み付いていた癖を指摘されました。
その癖を取るには、常に手の動きを意識して練習曲をゆっくりと弾き、
自分の音をしっかりと聴くことが必要だというご指導をいただきました。
少しでも速く弾くことや難しい曲を弾くことばかりに囚われて、
これらができていなかったことに気付かされました。

その癖を取るには長きに渡る地道な努力が必要ですが、そうすることで良い音色を出し、
よりスムーズに早いパッセージを弾くことができるようになるとのことなので、
じっくりと取り組んでみようかと思っています。

先週から、2月公演「人生芸夢〜夢のとおり道〜」に向けての稽古が
7月以来久々に再開されました。今回は前回の「久美・美容室物語」とは打って変わって、
歌ありダンスありのエンターテイメント性の強い舞台となり、
お芝居の作り方もまた変わってきて、難しさも出てくると思います。

でも、楽器でもお芝居でも、基礎を大事に、
地道にコツコツと、という姿勢を忘れずに前向きに取り組んでいきたいと思っています。


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