「2023年は地道な作業でスタート」 ますだゆみ

年末年始は久しぶりの長い休みなので、
あれもこれもやろうと考えていたのに、
気づけば休みも残りわずか!
いつもの事だとあきらめモードになりかけましたが
「いや、まだ挫けるには早すぎる!」と気持ちを立て直し、
目標のひとつであった「障子の張り替え」に
チャレンジしました。

小学生の頃、父と妹と3人で障子張りをやった覚えがありますが、その後の記憶は曖昧で、
自分も一人暮らしを始め、滅多に実家に帰らなくなってからは誰がやっていたのかなぁ。
父がひとりで張り替えていたのかなぁ?

そんな昔の記憶を辿りながら、まずは古い障子紙を剥がしました。
これは簡単な作業だけど、木枠に残っている糊を剥がす作業が大変です!
雑巾に水を含ませて、一枠づつ丁寧に拭き取ります。
ここの手を抜くと、新しい糊がきれいに乗らず
障子紙もしっかり貼れない、と父に教えてもらった記憶があります。

しかし、これが結構地道な作業でした〜。

思えば今の自分、よりスピーディーに効率よく。
時間を無駄にしない!って事ばかり考えて、
何かに追われるように行動している気がします。

だから丁寧にじっくり物事に向き合うと、
もどかしさを感じ、つい効率的な方法を探してしまうのです。
が、この作業は地道にやるしかゴールへの道はありませんでした。

そうして静寂な中、目の前の作業に没頭していると、いつしか無になっている自分がいました。
何だか頭の中もスッキリ!
思わぬマインドフルネス効果です。

時間はかかったけど、穴あきボロボロだった
障子がスッキリ綺麗になった姿は気持ちの
良いものです。

おかげで、2023年はいつもと違う達成感と、
心の満足を感じるスタートとなりました〜
そして、今年は毎日を丁寧に過ごしていこうと
心に決めたのでした!


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