「セッションの魅力」  Amatias

秋を通り越して、特に朝夕なんかは一気に冬に突入したような寒い日も増えてきました。
今回の公演はまさに冬真っ只中に行われるので、
寒さに強い私でも風邪予防と特に指先の防寒対策は必須ですね!

さて、突然ですが、皆さんは「セッション」と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか。
コンピューターにおける一連の動作のこともこんな風に呼ぶそうなんですが、
特定のジャンルとか楽譜にとらわれずにミュージシャンが集まって即興的に演奏する、
「ジャムセッション」というのが真っ先に浮かびます♪
何か既存の楽曲があって、それを一つの楽器で演奏してももちろん曲としては成り立つんですが、
そこに即興で思い浮かんだフレーズがピアノ以外の楽器で次々と加わるだけでも、
その曲にぐっと厚みが増したり表現の幅が広がったりと、
勉強になる要素がたくさん詰まっていると思っています。

ふぁんハウスでも、これまでクラリネットとか
トランペット等の楽器とセッションしたことが何度かありました。
BGMで何か曲を作ろうとした時に、「これってこの楽器で演奏したら
華やかになりそうだなぁ」とか、
「重々しい雰囲気を出したいならこの楽器のイメージかな」みたいに、
インスピレーションが浮かびやすくなるのもセッションの魅力かなぁと感じることもあります。
現在でも曲を作ることは苦手なんですが、
「こんな楽器で演奏しているイメージ」という想像を膨らませることで、
これまでどうやってもはまらなかったパズルのピースが、
あるときぴたっとはまるみたいにフレーズが突然浮かぶこともあるので、
こういう感性は大事にしていきたいものです。

団長の独り言やホームページでも触れられているように、今回はバイオリンも加わり、
様々な方法を2人で試しながらBGMも試行錯誤しています♪
まさに「セッション」の連続ですが、表現のバリエーションを広げるいい機会なので、
限られた時間の中で密度の濃いものを作り上げていきたいです!


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