「気付き・・・」　　小山恵子

いよいよ5月から「人生芸夢 〜夢のとおり道 板橋公演」へ向けての
稽古が始まります。

それまでも打ち合わせで等で
メンバーの何人かと会う機会がありましたが、
舞台の稽古となると稽古場へ入ったときから空気も違うので、
緊張感が強くなります。

さて今月は母の外来の同行で、
大きな大学病院に行く機会が何度かありました。
その病院は中学生の時に入院したこともありますし、
長男を出産した時もお世話になりました。

久しぶりに訪れるとホテル？高級マンション？と
思ってしまうほど建て替えをして綺麗になっていました。
病院内には売店の面影が全くなくコンビニとスターバックスが入っていて、
お客さん？（患者さん）でいっぱいでした。

大きな大学病院だけあって
患者さんは紹介状を持って
全国から治療に来ています。
待ち時間がとても長かったので、
いろいろな患者さんを見かけました。

「私は母の同行で来たけど
他の方々はどんな気持ちでこの病院へ来ているのか・・・」
そんなことを考えていたら、
何の問題なく健康で毎日を過ごしていることは
当たり前と思ってはいけない。

自分のやりたい劇団活動を続けられている、
上演する劇場もあり、
毎回、お客様から面白かったと言ってもらえる団長の脚本、演出もある。
これって凄いことなんだ、ありがたいことなんだと、
役をいただけることも当たり前じゃない、
だからもっともっと一生懸命やらなきゃ、
感謝して生活していかなきゃと
心から思いました。

日々、この気付きを忘れずに暮らしていきたいと思います！