「都々逸に挑戦しました!」  ますだゆみ

1月の本公演が終わり、次の板橋公演へ
向けての稽古が始まるまで、
しばしのんびりしています。
モチロン次へ向けて制作面の作業は
していますが週末ゆっくり出来るこの時期は
貴重な時間!

そこで、いつもは出来ない事をしよう!
と思い、 先日、都々逸の1日講習会に参加しました!
「都々逸」は「どどいつ」と読みます。
三味線をつまびきながら、7・7・7・5の
言葉に 節を付けて唄うものです。
リズミカルな言葉を三味線の旋律に合わせて
粋に唄ってみたい。
そんな気持ちからチャレンジしました。

「立てば芍薬 坐れば牡丹 歩く姿は 百合の花」
この歌詞は割と有名なので耳にした方もいるかもしれませんね。

でも、都々逸はどちらかと言うと色っぽい唄が多いのも特徴です。

「恋し恋しと 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす」

こんな唄を弾き語りで演奏したいのですが、
難しい! そう言えば私は一度に2つのことが
出来ない性格でした。
よく「ながら勉強」などと言い、深夜ラジオ
を 聞きながら勉強する友達がいましたが
私にはそれが出来なかったんです(笑)

そんな訳ですから、練習しても、しても
三味線を弾くか、唄うかどちらかしかできない~
しかも邦楽は、1.2.3のキチンとしたリズムに
はまらない「間」というリズムがあります。
呼吸というか何というか独特の間合いがあり、
そこに邦楽の魅力を感じるのですが、
これが又難しく ノリについていけないと
間を外します(^^;;

着物を着て三味線持って、ちょいと横座り
して「三千世界の~♪」なんて唄うのに
憧れるけどなぁ~

いつかその夢を叶えるべく時々は練習しよう! そう、時々です(笑)
あれもこれもと中途半端に欲張っても
身に付かないですからね。
気長にすこーしづつ練習したいと思います。

いつか皆様に披露する日は…
多分来ないと思いますが(笑)


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